規定打席に3回も到達しているのだから、出世前とは言えないかもしれない。そこそこの成績を残して30歳になって、期待株とは言えなくなったと言うところか。

ドミニカ共和国出身、2010年フィリーズと契約。

キャリアSTATS

M.Franco


三塁手。守備はまずまずで、マイナー時代はシュアな中距離打者。三振もそれほど多くなく、ライナー性の打球を良く打つ打者でプロスペクトだった。

2014年メジャー昇格、翌年後半から三塁の定位置をつかむ。2014年の段階で十分に力があると言う評価だったが、FA年限を引き延ばすために昇格を遅らせたと言う。

本人も不満を抱いたようだが2015年後半に好成績を挙げてレギュラーに。ライアン・ハワードの後継者と言われ大いに期待された。

2016年にはレギュラー三塁手になるが、あまり考えない打撃で、淡白な打席が多かった。三塁守備はアグレッシブだが、守備範囲は狭かった。

次第にぼろが出てきた感じで、ウィンターリーグ中に朝まで飲み歩いていたのを見つかって謹慎処分になったりしている。

素材は素晴らしいが、精神年齢が幼いと言うところか。期待を裏切った形で2019年にはノンテンダーFAとなる。
しかし2020年はあいにくのコロナ禍だったがロイヤルズのフル出場、そこそこ成績を挙げた。

オリオールズで再起を期したが以後は結果を出せなかった。

中距離打者ではあるが、長距離打者になりそこなった印象もある。出世前とは言えないが、心を入れ替えるならば、持っているポテンシャルを活かす可能性はあるだろう。

アンドリュー・ジョーンズより実績はないが、ゼラス・ウィーラーより大物。活躍する可能性はあるだろう。



NOWAR


1982・83年松沼博久、全登板成績

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