スポニチ
カリフォルニア州サンディエゴで行われているウインターミーティング中の7日(日本時間8日)、レッドソックスがポスティングシステムを通じてオリックスからメジャー入りを希望していた吉田正尚外野手(29)と5年総額9000万ドル(約122億4000万円)で合意した。ESPNのジェフ・パッサン記者が伝えた。
全く予想外だった。吉田がこんなに早く、しかも極めて好条件で人気球団に入るとは。
ジェフ・パッサンは拙著「球数制限」に寄稿してもらったが、日本でも取材をしているし、信用が置ける。
改めてキャリアSTATS

青学からドラフト1位で入団。腰痛に悩まされたが、2年目後半には中軸に座り、圧倒的な成績を残した。打撃だけを見れば、NPBではもうやることがないと言う感じではある。
ただNumber Webで書いた通り、守備、走塁はNPBでもせいぜい平均点であり、さらにレベルが高くなるMLBでは懸念が残る。
おそらくBOSは、吉田がNPBと同じだけの成績を挙げるとは思っていない。.285、15本、50打点程度に収まると予想している。しかし、極端な守備シフトが禁止される来季は、吉田にとって多少有利になるだろう。
そして何より、NPB屈指の出塁率が、BOS関係者の注目を集めたのだろう。選球眼はMLBでも通用する。来季の吉田にはなんにせよ塁に出ることが求められる。1番または6番辺りか。
守備については狭いフェンウェーパークの左翼が、首脳陣の脳裏にあったのではないか。何しろあのマニー・ラミレスでも通用したのだ。中継にきちんと返球できれば良し、というところか。
セイバーメトリクスでは、盗塁はリスキーだとされる。足はあまり重視されない。

そしてアメリカは好景気だ。円安の日本選手はお買い得だ。そういう条件がそろってのポスティング移籍ではあろう。
ただここ2年、吉田は持病の腰に加えて左足、両足関節などの故障に泣いた。162試合のMLBでの体調管理はかなり難しいようにも思う。
オリックスには1540万ドル(21億円ほど)がポスティングフィーとして支払われる。森友哉に加えて、近藤健介もとってはどうか?

1982・83年松沼博久、全登板成績
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おそらくBOSは、吉田がNPBと同じだけの成績を挙げるとは思っていない。.285、15本、50打点程度に収まると予想している。しかし、極端な守備シフトが禁止される来季は、吉田にとって多少有利になるだろう。
そして何より、NPB屈指の出塁率が、BOS関係者の注目を集めたのだろう。選球眼はMLBでも通用する。来季の吉田にはなんにせよ塁に出ることが求められる。1番または6番辺りか。
守備については狭いフェンウェーパークの左翼が、首脳陣の脳裏にあったのではないか。何しろあのマニー・ラミレスでも通用したのだ。中継にきちんと返球できれば良し、というところか。
セイバーメトリクスでは、盗塁はリスキーだとされる。足はあまり重視されない。

そしてアメリカは好景気だ。円安の日本選手はお買い得だ。そういう条件がそろってのポスティング移籍ではあろう。
ただここ2年、吉田は持病の腰に加えて左足、両足関節などの故障に泣いた。162試合のMLBでの体調管理はかなり難しいようにも思う。
オリックスには1540万ドル(21億円ほど)がポスティングフィーとして支払われる。森友哉に加えて、近藤健介もとってはどうか?

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