広島、県内3市やキャンプ地に総額5.7億円の寄付へ 鈴木誠也の譲渡金を利用
ポスティングフィーの17.4億円の一部を、広島市、三次市、廿日市市、日南市、沖縄市に寄付したのだと言う。
広島の松田オーナーは参議院選挙に出る気でもないだろうに、なーにを考えているのか。
「税金に取られるくらいなら、寄付したほうがましだ」と言う感覚だろうが、自分のチームを強くしたり、発展させる気はないのか。倅が都会で出世をして、たくさん金を送ってきたから、隣近所に分けてやるべ、と言う感じか?田舎か?

この球団は、最後まで本拠地球場にトラッキングシステムをつけなかった球団だ。緒方監督が「他所も設置しているからつけてほしい」と言いに行ったら「優勝しているからいいじゃないか」と言った。「設置したら操作する人も雇わないといけないし」。
ようやく今年からホークアイをつけたが「隣近所もカラーテレビになったから、うちもそろそろカラーにすっぺか」と言う感覚ではないのか。
ホークアイは1社しか使っていない。トラックマンを使っている球団は全体で選手のデータを共有できる。トラックマンを使っている球団は、広島のロードゲームのデータまで入手して広島選手の分析に役立てているが、広島はホームゲームのデータしか取れない。情報戦では惨敗している。

広島は育成が売りのはずだ。しかし獲得する選手はいつも少ないし、育成枠でも取らない。3軍は一応あることになっているが、単独で試合をするわけでもない。
そしてファームの本拠地由宇は、山口県の山の上にある。球場設備はまずまずだが、アクセスは12球団で最悪だ。二軍戦は未だに入場無料。二軍をプロとして本格的に育てようとは思っていない。

IMG_9232


IMG_9199


広島は地元テレビ局に義理立てをして2019年からDAZNに配信をしていない。DAZNでは広島の主催試合は見ることができなくなっている。野球の普及活動もほとんどやっていない。

日本ハムはダルビッシュの移籍で獲得した5000万ドル余のポスティングフィーで二軍の鎌ヶ谷施設の近代化工事をした。ポスティングフィーはそういうところに使うべきだろう。

本来であれば、広島東洋カープの選手育成のために、3軍を本格的に創設すべきだろう。育成ドラフトで多くの選手を入れるべきだ。素晴しいMazdaスタジアムに最新鋭のトラッキングシステムを導入するとともに、データアナリストを雇用すべきだ。最新鋭のトレーニングジムを作るのも良い。

金を使うところはたくさんある。自治体は税収不足の折から嬉しいだろうが、せいぜいのところが広島カープを顕彰する銅像を建てたり、子供の運動広場の用具を買いそろえる程度で、別に広島が寄付しなくてもいいような使い道しか考えられないはずだ。

IMG_6442


鈴木誠也は自分が巣立ったチームが強く、格好良くなってほしいと思っているはずだ。この後進性、田舎臭さ、何とかならないかと思う。


NOWAR


1982・83年松沼博久、全登板成績

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!