投手陣はじりじり目減りしつつある。このチームも先発への依存度が強い。
チーム投手成績の2021年と2022年の比較

HC-T-P


チーム防御率は5位、少し前年より改善したが冴えない投手陣ではある。

投手陣の比較

HC-P


前田健太の後の広島先発投手陣は、数年続けてエースの働きをする投手がいない。野村祐輔、大瀬良大地、九里亜蓮らが入れ代わり立ち代わりトップに立って、今年は森下ではあったが、それ以下の先発の成績が悪化した。

Morishita


恐らくは「エースの幻想」があって、多くのイニング数を投げることを求めるチーム体質があるのだ。
プレッシャーを分散させるローテーションをうまく組み立てることができないのが、広島投手陣の問題だろう。
そんな中では床田の進境がまずまずだった。

Tokoda


救援は栗林が今年も健在。ERAはやや下がったが、シーズン通してクローザーとして活躍した。

Kuribayashi


さらに矢崎と言うセットアッパーも好投した。森浦もまずまずだったが、新人松本は中継ぎでありレベル的には落ちる。ケムナ誠、新外国人のターリーも含め、頭数は揃っていた。

やはり先発陣の立て直しが必要だろう。森下に負担がかかりすぎるのは避けるべきだ。



NOWAR


1982・83年松沼博久、全登板成績

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