リーグ防御率は最下位に転落。個々の投手はひどいと言うほどではないが、全体的に「目減り」した印象だ。

2021年と22年の投手成績の比較

YG-T-P


今年は延長12回までの試合になったので勝ち星は増えたが、負けはさらに多くなった。ERAはリーグ最下位。平均を大きく下回る投手陣になった。

投手陣の比較

YG-P


戸郷はERA2点台になり、二けた勝利も挙げて名実ともにエース格になった。
このところめっきり老け込んでいる菅野と交替した印象はある。

Togo


しかしこの2枚に次ぐ先発陣はシーズン通して働けなかった。MLBの大物シューメーカーは1完投こそしたものの調子が上がらず8月以降は4試合に投げただけ。

Shomaker


若い山﨑伊織が97.1回を投げたのは収穫だが、昨年の高橋優のように1年限りでまた沈む可能性もあるだろう。

Yamasaki


救援陣はクローザーの大勢が新人王を獲得したが、PRは8.3と抜群の成績とは言えない。故障上がりでもあり、来季はどこまでやれるか。桑田真澄コーチは回またぎをさせたくなかったが、原監督に押し切られたとのこと(一昨日久しぶりに桑田さんにお目にかかったが「来年は余裕がありますから」みたいなことを言っていた)。

Taisei


それ以外の救援投手はぱっとしなかった。今年は「救援投手を制する者がリーグを制する」時代だったからこれでは勝てない。

デラロサも故障がちだった。

Derarosa


原監督はいつまでたっても救援投手のことが理解できないようだが、この采配が続く限り優勝は難しいのではないか。



NOWAR


1982・83年松沼博久、全登板成績

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