昨年は、セットアッパー清水の過度な負担が気になっていたが、今季は幾分、分散された。
チーム投手成績、2021年と22年の比較。

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チーム防御率は平均を下回った。セーブ数、ホールド数も首位を転落した。被本塁打は依然1位。それでも投手陣は機能したのだ。

個人成績の比較

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昨年は規定投球回数に到達した投手はいなかったが、今年は小川がクリアした。しかし8勝。好成績とは言えない。

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二けた勝利はいない。最多勝はサイスニードと救援の木澤の9勝。要するにエース不在だったのだ。

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エースの期待があった奥川はほとんど全休に近く、高橋奎もシーズン中は今一つだった。

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それを救ったのが救援陣だ。木澤に加え、左のワンポイントの田口、

Kizawa


Taguchi


そして清水。昨年70試合に投げて潰れるかと思ったが、今季は50試合、彼を温存するために、他の投手も総動員したと言う印象だ。

Shimizu


最後のマクガフは救援陣の主役ではなかった。実直な投手だったがナンバーワンのクローザーだったとは言い難い。

McGouf


高津監督ならではのやりくりで、ヤクルトは連覇を果たしたと言ってよいだろう。

※2022レビュー パ編は26日から再開する。


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1982・83年松沼博久、全登板成績

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