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日本ハム・金子 今季限りで現役引退 NPB球団からオファー届かず…39歳決断
金子千尋は新潟県三条市の出身だ。「野球が大好きだが弱い」と言う新潟県にあっては、屈指の実績を残したと言えよう。三条市出身では、ジャイアント馬場こと馬場正平以来だ。
ただ7年ほど前に馬場の本を書くために三条市で話を聞いたが、金子の名前は出なかった。小学校時代に長野市に引っ越し、長野商をに進んだからだ。その後、トヨタ自動車を経て2004年、自由獲得枠でオリックスに。

キャリアSTATS
C-Kaneko


3年目から頭角を現し、エースとして長く活躍した。三振はそれほど多くなく、パワーピッチャーではないが制球が素晴らしい。カーブ、スライダー使いの名手で、打者との駆け引きも抜群だった。

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2014年にはMLB移籍が取りざたされたが、この年に故障。以後成績が下がるも2017年には再び二けた勝利。球速はなくなったが、技巧が冴えた。
2018年オフに自由契約となり、日本ハムへ。栗山監督の要望もあった。この年から弌大に。
翌年3月、イチローの引退試合となったMLB開幕戦があったが、その前のエキシビションゲームの日本ハム、アスレチックス戦で金子が投げた。

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日本ハムでは球速が衰え、思うような成績が残せなかったが、素晴らしい投手だった。白面でおとなしい印象があるが、打者に対しては攻撃的で、駆け引きも素晴らしかった。

最多勝2回。オリックスを代表する名投手と言ってよいだろう。「オリックス野球の殿堂」があれば、即、殿堂入りのはずだ。


NOWAR


1982・83年松沼博久、全登板成績

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