新庄ショックの前提には、ろくにチーム補強もしないチームの体制があると言わざるを得ない。
チーム打撃成績、2021年と22年の比較。

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若干減ったが三振は依然リーグ1位、そして四球は116個も減った。これが今年の日本ハム打線があっけないほどにもろかった最大の原因だ。本塁打は増加したが、そのコストである三振はさほど減らず、四球が増加した。

個人成績の比較

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規定打席に到達していた西川遥輝、準レギュラー級の大田、中田翔を放出。しかし外国人選手以外はろくに補強しなかった。

そんな中で松本剛が首位打者を取ったのは怪我の功名と言えよう。

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しかし打線のつながりは悪かった。清宮が規定打席に到達、本塁打、打点もチーム1位になったが、RCは53.04と対したことはなかった。ほとんど凡退で、たまに大きいのを打ったと言う印象だ。

後半から新人の上川畑が台頭したが、来季、引き続いて活躍できるかどうかはまだわからない。

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期待の万波も、清宮同様、粗っぽい打者のままに終わった。投手にとっては一発だけ気を付ければ楽な相手だろう。

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近藤健介の離脱は「確実性」がさらに減退すると言う意味で、深刻なことではある。

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今季の補強も消極的で、今のところ、エスコンフィールド北海道の最高の見ものは今年も「これ」ではないかと思える。

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1982・83年松沼博久、全登板成績

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