故障者も多かったが、2022年のロッテ打線は「貧相」の一語だった。

チーム打撃成績、2021年と22年の比較。

CM-T-H


昨年はRCが1位だったが4位に転落。故障者が多く打線の弱体化に苦しんだ。本塁打は29本減、打点は84点も減った。盗塁だけが増えたが、非常に厳しい状況だったのだ。

個人成績の比較

CM-H


多くの故障者がいたが、一番痛かったのはリードオフマンの荻野貴司の出遅れではなかったか?切り込み隊長がいなかったことで、先制攻撃ができなかった。

Ogino


荻野に代わって高部が1番に定着し盗塁王。高部、荻野の1,2番はリーグ屈指なだけに来季に期待を持たせる。

Takabe


レアード、マーティンの2人は「賞味期限切れ」という印象。集中力がなく、だらけたプレーが目立った。

Laird


Martine



であれば安田、山口に中軸になるチャンスがあったはずだが、安田はスランプが長すぎ、山口は荒さが目立った。

Yasuda


Yamaguchi



捕手は田村が故障で離脱。19歳の松川が活躍したが、トータルでは経験不足。打撃の良い佐藤も今一つだった。

Matsukawa


中村が3番に座りRCも1位だったが、このオーダーには首をかしげざるを得なかった。チャンスで中村に回ってきてバントと言うケースをしばしば見たが、何のための3番かと思った。

井口監督の選手起用や采配には、思い切ったところがなく、ちまちましていた印象がある。戦力減以上に貧相な采配にも不振の原因があったかもしれない。

Iguchi



NOWAR


1982・83年松沼博久、全登板成績

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