朝日新聞
旧統一教会の支援受けた自民・井上氏 山上容疑者へ「甘ったれるな」
年明けから統一教会の報道はかなり減っている。
旧統一教会被害者救済法案が成立し、文部科学省が教団に質問権を行使するなど、国の対策が年内で一段落したことが大きい。しかし国民感情は「統一教会に国を打った安倍晋三やその一派の保守政治家」に対して、依然、極めて厳しいとみるべきだろう。だから岸田文雄政権の支持率は上がらない。

しかしこの朝日のインタビューで自民党参議院議員の井上義行は、山上徹也の安倍晋三暗殺が、統一教会への恨みではなく、別のテロ勢力による可能性もあったと言及。また、山上徹也が母親が統一教会に入れあげたために困窮したと訴えたことに対し、自身も貧困だったとして「40歳にもなって、親の財産のことで苦しむなんて、甘ったれるなと思います」と言った。

井上善行はあまたいる統一教会系議員の中でも、最も関係が濃密な議員の一人であり、一説には食口(しっく=教団信者)だったとも言われている。
鈴木エイトによると直近の参議院選挙では、安倍晋三の判断により統一教会票をまわしてもらって当選したとされる。統一教会の支援がなければ、政治家になることはほぼ不可能だったと言えよう。

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統一教会が、日本国民の資産を「布教」を名目に簒奪し、韓国に送金していたことは、既に明らかになっている。また、その資金の一部が北朝鮮に流れていることも明らかだ。
井上ら統一教会系の政治家は、まさに「売国」的な教団にどっぷりと浸かって、その支援で「政治家」の看板を掲げさせてもらっていたのだ。

安倍晋三が死んで以来、これらの政治家は厳しい境遇に置かれたが、年が明けて嵐が過ぎ去ったと思った。だから、朝日のこの呆れるようなコメントをした。

安倍晋三もそうだが、これらの政治家は「日本国民を馬鹿だ」と思っているのだ。馬鹿だからメディアが騒げば一時的に騒ぐが、嵐が過ぎれば忘れてしまう。そこをしのげば、また以前と同じようにふるまうことができる。同じく食口同然とされる萩生田光一も、自民党内で影響力を増大させていると言う。彼なども「国民はバカだからすぐに忘れる」と思っているのだ。

今年に入って山上徹也が殺人罪などで起訴された。安倍晋三シンパは「山上を英雄視するのはテロリズムを英雄視することで、民主主義の脅威だ」と言い募っている。馬鹿も休み休み言えと言いたい。不惑を迎える孤独な男が、安倍晋三を暗殺するに至るまで、統一教会の悪行を放置していたのは、いったい誰なのだ。

彼の凶行の背中を押したのは、統一教会の跳梁跋扈を見逃し、その組織力を利用した醜悪な政治家たちではないのか?
安倍晋三の圧力がある間は、ヘタレのメディアはそれを恐れて統一教会について言及しなかった。あたかもパンドラの箱を開けるように「統一教会の悪行」が明るみに出たのは、安倍晋三が死んだからに他ならない。

山上徹也が殺人者として相応の刑に服すのは当然として、日本の国にここまでひどい毒ガスをまき散らした教団と政治家も、相応の報いを受けるべきだ。
そうでなければ、統一教会に生活を破壊された日本人は報われない。

日本の有権者はこの事件について忘れず、矮小化せず、しっかりと参政権を行使すべきだ。

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NOWAR


1960~62年柿本実、全登板成績

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