テレビ東京
パリ市長露の五輪参加に反対 容認の立場から一転【モーサテ】(2023年2月8日)
AFP時事
北欧5か国もロシアのパリ五輪参加に反対
IOCは、ロシア、ベラルーシの選手を「個人の資格」で参加させることを容認しようとしている。
これは両国のスポーツ界にペナルティを与えず、従前どおりの立場を与えることを意味している。
ロシア、中国、そして両国の影響下にあるアフリカなどの開発途上国は、この決定を支持するだろう。数の上では、この措置に賛成する国は、多数派を占める。

しかし北欧諸国は、この措置に反対した。ウクライナは当然、ボイコットを表明している。
ロシアは個人の資格で参加した選手がメダルを取って帰国すれば国旗を掲揚し、国家を演奏して讃えている。このペナルティは何の痛手にもなっていない。
さらにロシアは「オリンピック休戦」を無視してオリパラ開催期間中に何度も戦争行為を行っている。ウクライナ戦争前から、札付きの「問題国家」だった。そしてウクライナ戦争と言う明らかな「侵略戦争」によって、ウクライナをどん底の悲劇に叩き込んでいる。

23044199_s


ウクライナでは一般市民が多く殺害されているし、ロシア軍によって目をそむけたくなるような残虐行為も行われている。ウクライナのアスリートも兵士になって戦死したり、爆撃などで死亡している。亡命したアスリートもいる。
しかしロシアでは、エリートのアスリートは徴兵されていない。社会的地位を与えられ、戦争前と変わらない環境でトレーニングしている。

この「非対称」に対して、多くの国は問題だと思い、これを容認しようとするIOCを非難しているのだ。

IOCは「ロシアとベラルーシの選手団としての参加や彼らの国旗を使わせる予定はない」と言っているが、それはこれまでと同じだと言うことで、ウクライナ戦争は「なかったこと」になっているわけだ。

欧米諸国でも、アメリカは現時点では、この状況を容認するとしている。しかし、この問題はオリンピックが近づくにつれて、大きな問題になっていくだろう。欧米のアスリートの中には五輪不参加を表明する人も出てくるだろう。さらに、今は容認の姿勢のアメリカでも、民意の動きによって反対に転じる可能性は大いにある。
またロシアの脅威を感じているヨーロッパでは、ロシア、ベラルーシ選手の締め出しの声が大きくなるのは間違いないだろう。

しかし日本では、表立って「ロシア、ベラルーシ選手の五輪参加」に反対する声は、スポーツ界からは上がらないのではないか。スポーツ界のドンである森喜朗が、ウクライナ戦争で「ロシアが負けることは考えられない」と言っているのだから。
「目上の言うことは何でも言うことを聞く」スポーツ選手は「森さんに起こられるのが怖いから」と押し黙るのではないか。
恐らく為末大のような「考えることができるアスリート上がり」だけが声を上げるだろう。

両国選手の出場を認めるような意見があっても良いとは思うのだ(私は反対だが)。問題はちゃんと議論をすることができるかだ。
この問題についてアスリートが、活発な議論をしてほしい。あほの森喜朗の顔色をうかがうことなく、自分の意見を言ってほしい。



NOWAR


1960~62年柿本実、全登板成績

私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!