NPBとMLBの経済規模の違いを各記事を準備中だ。そのための資料として、年俸総額を出してみた。
2022年、30球団の年俸総額のランキング

MLB Payrol


年俸総額が最も大きいのはロサンゼルス・ドジャース。2.6億ドルを超える。1ドル130円で換算すれば338億円だ。ベーマガによればNPB12球団の年俸総額が413億円ほどだから、1球団でその8割程度となる。
ドジャースは観客動員も386万人と1位だ。

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続いてニューヨーク・ヤンキースが2.4億円弱。観客動員も314万人弱。この2チームが人気でも金マンぶりでも両リーグのトップ。

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同じニューヨークのメッツがこれに次ぐ。千賀滉大の獲得など安いものだ。何せバーランダー、シャーザーと年俸59億円の投手コンビがいる。

さらにフィリーズまでが年俸2億ドルを超える。

そしてヤンキースのライバルレッドソックスがこれに続く。

下の方を見ると藤浪晋太郎を獲得したオークランド・アスレチックスが5024万ドル。円換算で65億円ほど。NPB1位のソフトバンクが62億円だから似たような数字だ。アスレチックスは観客動員78.7万人と断トツの閑古鳥になっている。1試合平均で1万人を割り込んでいる。当然、年俸も低くなる。

そして最も低いがピッチバーグ・パイレーツ。3792万ドル、49億円ほど。筒香を昨年獲得したのは、年俸が安かったからだ。

トータルではア・リーグよりナ・リーグの方が観客動員も年俸総額も多いのだ。


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1960~62年柿本実、全登板成績