日刊スポーツ
「ピッチクロック」で試合時間約23分の大幅短縮 オープン戦平均は2時間38分に
今季オープン戦開始から最初の週末までのデータを分析したところ、試合時間は平均2時間38分。昨年のオープン戦が平均3時間1分となっており、大幅な時短となった。
とのことだ。
公認野球規則
8.04 投球の遅延
塁に走者がいないとき、投手はボールを受けた後12秒以内に打者に投球しなければならない。投手がこの規則に違反して試合を長引かせた場合には、球審はボールを宣告する。
12秒の計測は、投手がボールを所持し、打者がバッタースボックスに入り、投手に面したときから始まり、ボールが投手の手から離れたときに終わる。
この規則は、無用な試合の引き延ばしを止めさせ、試合をスピードアップするために定められたものでる。従って審判員は次のことを強調し、それにもかかわらず、投手の明らかな引き延ばし行為があったときには、遅滞なく球審はボールを宣告する。
これまで、プロ野球はこの規則を守ってこなかった。投手が、間合いを取って相手をじらしたり、野手と話したり、ゆっくりとサインを交換したりした。
ピッチクロックは
投手は、ボールを受け取ってから、ランナーがいない場合は15秒、ランナーがいる場合は20秒以内に投球動作に入らなければならない。これに違反した場合、自動的に1ボールが追加される。
打者は、制限時間の8秒前までに打席に入っていなければならない。これに違反した場合、自動的に1ストライクが追加される。
走者がいるときに、投手が牽制や投手板を外した場合、制限時間はリセットされる
であり、走者がいない場合、実は公認野球規則よりも緩い。それでもここまで公認野球規則が全く守られていなかったから、激震が走っているのだ。
MLBでもNPBでも先発投手の中には「ちぎっては投げ、ちぎっては投げ」で短いインターバルで投げる投手が一定数いた。そういう投手は影響が少ないだろうが、救援投手は間合いが長い。彼らには大きな影響があるだろう。
マンフレッドコミッショナーは「申告敬遠」「ワンポイントリリーフ禁止」と「時短施策」を次々打ち出してきたが、ほとんど効果がなかった。
しかし「ピッチクロック」は、明らかに効果がある。効果がありすぎて「劇薬」になる可能性もあるだろう。
しかしだらけすぎたプロ野球を良い方向に変える可能性が高い。
2月15日、JABAは以下のリリースをした。
Ⅰ.投手の投球間隔(ピッチクロック)
1. 走者がいない場合の投手の投球間隔
投手は、走者がいない場合、捕手、その他の内野手または審判員からボールを受け取った後、12秒以内に投球動作を開始しなければならない。違反した場合、球審はただちにボールを宣告する。この場合はボールデッドとなる。
2. 走者がいる場合の投球間隔
投手は、走者がいる場合、捕手、その他の内野手または審判員からボールを受け取った後、20秒以内に投球動作を開始しなければならない。
違反した場合、球審は警告を発することとし、同一の投手が繰り返したら、そのつどボールを宣告する。
この場合、ボールデッドとなり、これが四球によって打者に一塁が与えられたことにより押し出される走者以外は進塁できない。
これ、実は公認野球規則を追認しただけだが、大きな影響が出るだろう。
NPBも、可及的速やかに導入すべきだ。
私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!
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1960~62年柿本実、全登板成績
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塁に走者がいないとき、投手はボールを受けた後12秒以内に打者に投球しなければならない。投手がこの規則に違反して試合を長引かせた場合には、球審はボールを宣告する。
12秒の計測は、投手がボールを所持し、打者がバッタースボックスに入り、投手に面したときから始まり、ボールが投手の手から離れたときに終わる。
この規則は、無用な試合の引き延ばしを止めさせ、試合をスピードアップするために定められたものでる。従って審判員は次のことを強調し、それにもかかわらず、投手の明らかな引き延ばし行為があったときには、遅滞なく球審はボールを宣告する。
これまで、プロ野球はこの規則を守ってこなかった。投手が、間合いを取って相手をじらしたり、野手と話したり、ゆっくりとサインを交換したりした。
ピッチクロックは
投手は、ボールを受け取ってから、ランナーがいない場合は15秒、ランナーがいる場合は20秒以内に投球動作に入らなければならない。これに違反した場合、自動的に1ボールが追加される。
打者は、制限時間の8秒前までに打席に入っていなければならない。これに違反した場合、自動的に1ストライクが追加される。
走者がいるときに、投手が牽制や投手板を外した場合、制限時間はリセットされる
であり、走者がいない場合、実は公認野球規則よりも緩い。それでもここまで公認野球規則が全く守られていなかったから、激震が走っているのだ。
MLBでもNPBでも先発投手の中には「ちぎっては投げ、ちぎっては投げ」で短いインターバルで投げる投手が一定数いた。そういう投手は影響が少ないだろうが、救援投手は間合いが長い。彼らには大きな影響があるだろう。
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Ⅰ.投手の投球間隔(ピッチクロック)
1. 走者がいない場合の投手の投球間隔
投手は、走者がいない場合、捕手、その他の内野手または審判員からボールを受け取った後、12秒以内に投球動作を開始しなければならない。違反した場合、球審はただちにボールを宣告する。この場合はボールデッドとなる。
2. 走者がいる場合の投球間隔
投手は、走者がいる場合、捕手、その他の内野手または審判員からボールを受け取った後、20秒以内に投球動作を開始しなければならない。
違反した場合、球審は警告を発することとし、同一の投手が繰り返したら、そのつどボールを宣告する。
この場合、ボールデッドとなり、これが四球によって打者に一塁が与えられたことにより押し出される走者以外は進塁できない。
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