キャンプ地から本州に戻ってきて、侍ジャパンも本格的に稼働している。
バンテリンドームでの中日戦。観客は35,833人、40,500人のキャパで外野の一番上の方だけ空いていたが、テレ朝の放送で見る限り、ほぼ満員だろう。

スコア
20230303Japan-Dragons


侍の先発は今永。速球は走っているが、変化球の制球は今一つ。これは、奄美大島で見た時と同じ状況。2回は3連続三振を奪ったが、これ、必ずしも調子が良いとは言えない。3回には失点する。

中日の小笠原は球が走っていた。完成度が高い。まだバットの振りが鋭くない侍打線を翻弄した。

侍2番手の戸郷は制球がおおざっぱ。4回いきなりビシエドにぶつけたが、6回は二死からアキーノに一発を打たれ、高橋、木下の連打で失点した。普通に打たれている印象だった。

そして7回、松井がWBC球に適応できず、制球に苦しんだ。宮崎のときからその傾向があったが、西を奪ったものの3失点したところで栗林にスイッチ。短期決戦だけに松井は使いづらくなった。

栗林、大勢はまずまず。

率直に言って第1ラウンドでは、中日みたいな筋肉質のしっかりしたチームとはほとんど対戦しない。韓国は中日よりパワーはあるだろうが、精度感はない。
気にすることはないのだ。
日本の場合「緊張のあまり自滅する」ことが多い。気楽にやればレベル差があるので、負けることはないだろう。

気になるのは栗山英樹監督の表情が本当に暗いこと。顔がしわだらけになっていた。

応援解禁になって、客席はうっとおしい感じになっていた。「ラッパが吹きたいだけの馬鹿」は日本戦に本当に必要だろうか?場末感が半端ではなかったのだが。

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1960~62年柿本実、全登板成績