GroupAからDまでの勝敗表を見ていこう。
すでに紹介したGroupAもおさらいしよう。

G-A


大混戦の末にキューバとイタリアが勝ち抜け。キューバは打線が好調で、NPB選手から成る救援陣も強力。
イタリアは勢いに乗っている印象がある。ピアザ監督は日本投手をよく知っているので油断できない。

昨日で完了したGroupB

G-B


韓国は昨日、中国に爆勝したことで、得失点差ではオーストラリアを抜いた。こういうことがあるから勝敗同点の際の次の基準を「失点率」にしているのだろう。

GroupC

G-C


アメリカはイギリスを6-2で破ったが、メキシコに5-11で負けた。イギリスと「いい試合」になったことも気になっていたが、メキシコにはレンジャースの救援投手で元日ハムのニック・マルティネスが先発して負け投手になった。メキシコはエンゼルスのサンドバルが投げた。

まだ序盤だが、もし主催国アメリカが敗退すれば、どっちらけになるのは必定だ。

GroupD

G-D


決勝はドミニカ共和国とアメリカと予想する向きが多かったが、ドミニカはベネズエラに1⁻5で敗れた。ベネズエラも日本と並ぶ「大関クラス」の実力者であり、負ける可能性はあったとは思う。
サイ・ヤング賞投手のアルカンタラが3.2回自責点3で負け投手になったのはショックではあった。
出場辞退が報じられたファン・ソトが出場し2安打したが、ドミニカは6安打1打点だった。

ドミニカ共和国は負ける可能性がある。イスラエルが不気味である。

アメリカ、ドミニカ共和国ともに数日前に集まって、ちょっと練習して本戦に臨んだ。半月間キャンプを張った日本に比べて「準備不足」は明らかだ。

WBCに一生懸命に向き合っているのは、ひょっとすると日本だけかもしれない。それはそれで寒い風景ではあるが。

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1960~62年柿本実、全登板成績