日本のように第1戦から完璧な仕上がりで全勝のままここまでくるより、アメリカのように徐々に勢いに乗る方が良いと思う。
スコアボード

CUB-USA


キューバは1回、先発ウェインライトの立ち上がりに3本の内野安打を重ね、デスパイネの押し出しで1点、しかしここから立ち直る。

アメリカはベッツが二塁打、トラウトは右勅に斃れるが、ゴールドシュミットが2ランであっさり逆転。

以後、6回まで毎回得点であっという間に13点を挙げた。

キューバの主力は打線ではデスパイネ、当ではジャリエル・ロドリゲス、モイネロ、ライデル・マルティネスとNPB勢だったが、MLBの一線級との差は明らかではあった。

ボックススコア

CUB-USABox


キューバは投げる投手がだんだんなくなり、この試合はカブスの救援投手のロエニス・エリアスが先発。要するに打ち勝って継投策で勝つ戦法だったが、続く投手も大したことがなかった。

アメリカも41歳のウェインライトが先発であり、中継ぎも34歳のマイコラスと全盛期のエース級とはいえなかったが、打たれながらもうまくつないで3人で試合を仕切った。

この2人は決勝戦では投げないだろうが、決勝戦もつなぎでしのぐ戦法は間違いないところだ。


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1960~62年柿本実、全登板成績