アメリカラウンドは、とにかく逆転劇が多い。そして日本の打線は第4回までと違い、アメリカでも委縮しなかった。
スコアボード

MEX-JPN


佐々木朗希が満を持してマウンドへ、速球は初回から160㎞/hを超えた。ボールも手になじんでいて投げミスはない。

メキシコのサンドバルも制球が良い。左腕から横に動かすスライダーと縦のチェンジアップが日本打線を苦しめる。

4回、メキシコは2死からテレスが安打、パレイデスがポテンヒット、ここでウリアスが左中間に3ラン。失投と言うほどではないが、メキシコの打者の球は伸びる。

佐々木の後山本由伸が上がる。ほぼ完ぺきな投球。
日本は、7回、2死から近藤が安打、大谷が歩き、吉田に。左腕ジョジョ・ロメロの低めの球を救い上げて同点3ラン。

しかし8回、山本はアロザレーナ、バーデューゴの連続二塁打で1点、メネセスのタイムリーで2点。

このまま最終回へ、メキシコはクローザーのガレーゴスがマウンドに上がる。信頼感のある投手だが、大谷は初球をたたいて二塁打。このセンスの良さ!、動揺したガレーゴスは吉田を歩かせ、村上との勝負。村上は外側の2シームを逆らわずに叩き、サヨナラ2ラン二塁打。1塁走者を周東に代えていたのも素晴らしかった。

まさに互角の勝負。ということは、NPBは投打ともにMLBの一線級にそん色なかったと言うことだ。

ボックススコア

MEX-JPNBox


日本はずっと先行を許したが、最後の最後に逆転した。この勢いで明日に臨む。


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1960~62年柿本実、全登板成績