圧倒的な111勝を挙げた昨年は、ナ・リーグ他チームとはっきり実力差があった。
ナ・リーグ順位表

NL


2位パドレスと実に22ゲーム差。1906年にカブスが116勝して以来のナでは圧倒的な数字だった。

投手陣

LAD-P


クレイトン・カーショウはWBCは保険が下りずに事態を余儀なくされたが、昨年復活。今季は1年契約なので、気合が入っている。ウリアス、ゴンソリン共にERA2点台。
ここにノア―・シンダーガードが加入。先発投手陣は依然として強力だ。

救援陣はクローザーのキンブレルが抜けたがそれほど惜しくない。
殆ど失点しなかったエヴァン・フィリップスがこれに代わるのではないか。アレックス・ヴェシアも優秀。
J.P.ファイアライゼンは昨年、レイズで無失点。切れのある速球が活きてくれば戦力になるだろう。

野手陣

LAD-H


WBCでも大活躍したトレイ・ターナーがフィリーズに移籍したのは痛かったが、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンは健在。レッドソックスをFAになったJDマルティネスはもうひと働きするのではないか。

クリス・テイラーとライス・トンプソンの外野陣は不振であればデビッド・ぺラルタにとってかわられるだろう。

昨年より打線はやや落ちたが、それでも西の横綱であるのは変わらない。


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NOWAR


1960~62年柿本実、全登板成績