抜群ではないのだが、バランスが取れた好チームだと言えるだろう。
ア・リーグ順位表

AL


.568、92勝は他地区なら2位の数字であり、傑出してはいないがそれでも中地区では11差をつけた。
アの中地区はいつも東西地区に比べるとほどほどに強いチームが優勝することが多い。いわゆる金万球団がないからだろう。

投手陣

CLE-P


今、最も優秀な投手の一人、シーン・ビーバー、制球の良いㇳリストン・マッケンジー、技巧派のクワン・クアントリルとタイプの違う3先発は優秀。援護がなく不運だったプリサックも復活が期待できよう。

救援は、アの最多セーブのエマニュエル・クリーズがクローザー。やや投げすぎの嫌いがあるが、コディ・モリス、トレバー・ステファン、サム・ヘントゲスなども健在。殆ど補強はしていないが、優秀だ。

野手陣

CLE-H


貧打の捕手ヘッジスに代わっておなじみズニーノがやってきた。こちらも昨年は打撃不振。

RBIイーターのホセ・ラミレス、粗っぽいが長打のあるアンドレス・ヒメネス、確実性のあるアーメド・ロサリオ、ゴールデングラブを獲得したスティーブン・クワン、オスカー・ゴンザレスとどこからでも起点を作れる打線。機動力もあり、傑出した選手はいないが、打線は強力だ。

一塁のジョシュ・ベルはパイレーツ時代は強打者として知られたが、不調の時期が長かった。まだ30才であり、ナショナルズでは再起の兆しもある。活躍すればさらに強力打線になるだろう。



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NOWAR


1960～62年柿本実、全登板成績