カナダ唯一のMLB球団はこのところ大補強が続き、東地区の台風の目になっている。
ア・リーグ順位表

AL


92勝を挙げてワイルドカードでポストシーズン進出。首位ヤンキースと7差ながら中地区なら優勝同点である。

投手陣

TOR-P


キューバ出身、若いアレックス・マノーアがエース格。威力のある速球を投げるが安定感もある。
ケビン・ガウスマンは制球力がある。この2枚にメッツからクリス・バシットが加入。こちらは技巧派だ。さらに数字は良くないが、イニングイーターのホセ・べリオスまでが規定投球回数以上。4人もいるのは大したものだ。
菊池雄星はこの顔ぶれに次ぐ存在だが、スプリングトレーニングでは7試合20.2回を投げて31奪三振。10与四球はいただけないがERA0.87の好成績。

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何とかローテに踏みとどまりたいところだ。
力が衰えたとはいえ同じ左腕の柳賢振もいるので、油断はできない。

救援陣はクローザーのジョーダン・ロマノが健在。セットアップではアダム・シンバー、ティム・メイザなどもいて強力だ。

野手陣

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テオスカー・ヘルナンデスがマリナーズに移籍。ダイヤモンドバックスから身体能力のあるダルトン・バーショウが加入。こちらも守備の名手キアマイアもレイズから加入。

ゲレーロジュニア、マット・チャプマン、ボー・ビシェットと強力な中軸も健在。昨年ブレークしたアレハンドロ・カークもさらに期待が持てる。
層が厚い打線。二世選手の一人、キャビン・ビジオは、このところ不振で影が薄くなった。

采配次第だが馬なりでポストシーズンに行ける陣容ではあろう。


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NOWAR


1960~62年柿本実、全登板成績