一喜一憂している。1イニング2本塁打、1イニング5打点はなかなかすごい記録ではある。

5試合前までどん底という印象だったが、急速に盛り返した。

今季の戦績

BOS-YOshida


4月18日の段階で20打席無安打。三振も少ない代わりに安打も出ない打者になっていたが、4月19日の試合を休んで、20日からの4試合で17打数7安打2本塁打9打点。打率.411。

1試合の休養が吉田に与えた影響は大きかったのではないか。アレックス・コーラ監督の好判断だ。

吉田はこの4試合で3三振。吹っ切れたような印象がある。

今朝の吉田は「技」が光った。

1回には2-2から先発バーンズのカーブを打って犠飛。

8回、最初の本塁打は無走者で1-2からブッシュのカーブを右翼席に叩き込んだ。フルスイングするのではなくバットの芯に当てて遠くに運ぼうとしていた。非常に冷静な打撃だったと思う。

2打席目0-2からグエッラのスライダーを同じようにすくいあげて右翼席に。変化球の打ち方を熟知しているというか、ずば抜けたミート力による一発だった。

吉田は速球をフルスイングして弾き返す能力にもたけているが、同時に変化球もうまく打つことができるのだ。
オリックスでは、そういう打撃をたっぷり見てきた。

MLBの投手で厄介なのは、剛速球ではなく変化球だと思う。吉田は厄介な打者であることをMLBに知らしめたと思う。


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