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阪神・梅野のSNSに誹謗中傷相次ぎファン激怒「全員訴えられろ」中日戦4タコに我慢ならず? NPBの忠告も届かず
この手のコメントを書くような連中は、当サイトにはあまり来ない。来ても即座に削除しているが、極めてレベルの低い輩だと言える。
4/23の中日戦で4タコに終わった梅野のインスタに

「このクソ野郎!」「役立たずのゴミプレイヤー」「もう野球辞めてもいい」

などと書き込みをしたという。21日には青柳晃洋のインスタにも

「負傷してシーズンを終えろ」、「しんでくれゴミ戦犯」

さらにDeNAのエスコバーには

英語で「あなたの家族全員が自動車事故で死ぬだろう」「地獄に落ちろ黒い動物」

などという書き込みがあったという。

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こうしたコメントは、何がダメなのか、考えてみよう。

もちろん「クソ」だの「ゴミ」だの「しんでくれ」だのの言葉遣いの問題もある。人種差別にいたっては問題外だ。
またこうした書き込みがすべて匿名で、自分が安全な立場で、身を隠したままに攻撃をしていることも問題だ。

しかし本質的に、これらのコメントがダメなのは「失敗を責めている」からなのだ。
スポーツは勝利、成功を目指したトライアルの連続ではあるが、常に「失敗」と背中合わせにある。どんなに頑張っても失敗することがあるのがスポーツだ。失敗するかもしれない危機感をはらんでいるからこそ、スポーツははらはらもするし、面白いのだ。

心無いコメントはほぼすべて「なぜ失敗したんだ」「失敗するな」という類のものだ。こういうコメントをする連中は、スポーツの魅力をまったく理解していないことになる。

「失敗しない」ことが予め保証されているスポーツなど誰も見ない。失敗するリスクがあるからこそ、スポーツを見るのは楽しいのだ。

言い方を変えれば、スポーツは「結果」ではなく「プロセス」が楽しいのであって、プロセスの内容如何では、結果が良くなくても十分に評価できるのだ。

失敗した選手を責めるコメント主は、頭が良くなくてスポーツの「プロセス」を楽しむことができないのだろう。可哀そうな人たちだとは思う。頭が悪いから、なぜこんな書き込みをするのが良くないのかもわからない。

青柳はコメントに対してこう返している。
「メッセージ送るのは自由ですけど訴えられてからグダグダ言わないでくださいね。アカウント消しても意味ないので」

適切な対応だと言えよう。

プロ野球選手は結果が出なければ消えていく運命にある。匿名で物陰から攻撃する連中よりもはるかに厳しい競争関係にある。
多くの人はそれを知っているから野球選手をリスペクトし、結果だけでなくプロセスにも拍手が送るのだ。

残念なことに、世の中には、汚い言葉を吐くことでしか「スポーツに参加できない」人がいる。彼らには「何がダメなのか」を、アホでもわかるはっきりとしたやり方で思い知らせるしかないのだ。


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