典型的な一軍半選手同士、良いトレードだと思う。
廣岡大志は智辯からドラフト2位でヤクルトに。岡本和真の高校の1年後輩。

キャリアSTATS

Hirooka30


智辯時代には甲子園出場。ヤクルトでは大型内野手として大いに期待されていた。

2016年、台湾アジアウィンターリーグ、ルーキーの廣岡。

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4年目の2019年には91試合に出場。あと一歩でレギュラーというところだったが2020年は三塁を守るも大物外国人エスコバーの加入で控えに回り、2021年田口麗斗とのトレードで巨人へ。1年先輩の岡本とチームメイトになったが。

2021年8月、岐阜の試合で。

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打撃も守備も今一つという評価。毎年一軍で使われていることを見ても一定の評価はあるのだろうが、他にちょっと目立った選手が出るとすぐに後退させられていた。

これに対して鈴木は、日立製作所から2017年2位でオリックス入り。実業団上がりで即戦力含み。K-鈴木の名前で投げた。

Suzuki32


快速球で2年目には102.1回を投げるが制球が定まらず以後は低迷。最近は中継ぎで出ていたが、大事なところでは投げていない。

2021年10月のロッテ戦で

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課題ははっきりした投手だと思う。

以前にも話したが、廣岡は昔大阪市内に住んでいたころ、よく行った近所の精肉店の息子で、近所の野球チームのスターだった。うちの家内はその肉屋のお馴染みさんだった。コロッケが名物だったが、廣岡大志は高校時代に店主である父親が急死して苦労したはずだ。プロに行ってテレビに出るようになったので喜んでいた。女の子に結構持てるようで、ついこの間行ったジャイアンツ球場でも「廣岡さんにサインをもらった!」という女の子がいた。

地元に戻ってきたのは喜ばしい。オリックスは紅林や野口、太田など若手内野手の層が厚いが、一丁噛んでほしい。


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