今日のコメント欄は、ひょっとすると私のブログよりレベルが高い。敬意を表する。
私の家に「ヤンマーディーゼルサッカー部」の選手の寄せ書きがあった。釜本邦成の名前があったのを覚えている。あれ、どこに行ったかな?
確か知り合いの熱心なサッカーファンからもらったのだが、おそらくその人はヤンマーのファンだったのだろう。それくらいしかサッカーの記憶がなくて申し訳ないが。

よく球場で居合わせた人に「どっち(の球団)のファンですか?」と聞かれる。「いや、どちらのファンでもなくて」と言うと「あ、そうですか野球が好きなんですね」と割とスムースに会話がつながる。少なくとも野球の世界では「どっちのファンでもない野球ファン」というのは、今も確かに存在する。

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甲子園の高校野球では、両サイドのアルプス席にはガチガチの応援団がいるが、バックネット裏にはどちらのファンでもなく、純粋に高校野球が好きなファンがたくさん座っている。どこかの高校のファンは、その試合が終わったら席を立つが、高校野球ファンは朝から晩まで座っている。ラガーさんなどはその典型だった。
私は高校野球の現在の在り方には批判的ではあるけども、バックネット裏周辺にいるファンは上質だと思う。ファインプレーや投手の好投に対していいタイミングで拍手を送るし、負けたチームにも拍手を惜しまない。神宮球場にもそういう「六大学野球ファン」がいる。

実はプロ野球にもそういうファンは一定数いて、実は私もそうで、試合展開もさることながら、選手のプレーや監督の采配を「味わい」に来ている。スコアブックをつける人もいる。
今、プロ野球ではそういう「野球好き」が、応援団に押されている。別に圧力をかけられているのではないが、のべつ幕なしに騒ぎ立てる応援団に、辟易としたり、観戦をやめたりする人がいるのだ。


私はセレッソ大阪とか、京都パープルサンガとかの試合は見に行ったことがあったが、とにかく応援応援で、本当に騒がしかった。こんな観客席に「どっちのファンでもない」「サッカーの試合を見るのが好き」みたいなファンがいたりするのか、と思う。サッカーにもスコアブックは存在するが、そういうのつけて観戦している人はいるのだろうか?

そこのところどうなのだろうか?
そういう人がいないからダメとは言わないけど、もし、その手の「サッカーが好きなファン」がいないのだとすれば、野球とサッカーは想像以上に異質な競技なのかもしれないと思う。


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