昨日、書類送検された。この経緯を見ていると、山川は起訴されない可能性が高いようだ。
警視庁は、山川に無理に性交渉をされて負傷したと言う女性の「被害届」を受理している。また警視庁はWBC前に山川に事情聴取を行っている。
山川は「ヤバイことになった」と言う認識があったはずだが、チームやWBCサイドには報告はしていなかった。

球団側がいつ事件を知ったかはわからないが、文春砲がさく裂して世間に事件が明るみでて、山川は謹慎処分となり登録抹消された。

以後、加害者山川と被害者は双方に弁護士を立て、示談交渉をしていたが、示談は不成立となり、警視庁麻布署は山川穂高を書類送検した。書類送検とは警察が、犯人を逮捕することなく、事件書類を検察に送ることを意味する。
警察としては「事件性がある」と判断した。だから検察に伝えて、訴訟にするかどうかの判断をゆだねることにしたのだ。

ただ、報道によると警察から検察に種類送検する際に、警察は「厳重処分」「相当処分」「寛大処分」などの意見をつけるが、今回は「相当処分」だった。「厳重処分」であれば、検察は起訴する方向に動くが「相当処分」は、警察としても明確な判断をしなかったということだ。

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警察が相当処分としたのは、山川穂高がすでに社会的制裁を受けていることが大きいようだ。また今後、示談が成立すれば、不起訴処分になる可能性が高い。

しかし山川が興した事件は「強制性交」と言う凶悪事件であり、不起訴処分となってもこのまま復帰できる可能性はほとんどない。

プロ野球では、過去に「強制わいせつ」「強制わいせつ致傷」「強制性交」で書類送検されたり、逮捕された選手は4人いる。このうち起訴されたのは1人だけで、3人は不起訴処分だったが、全員が所属球団を解雇されたり、自主的に退団している。残留した選手はいない。

そしてプロ野球に復帰したのは1人だけだ。この事例を考えても、不起訴処分となったとしても山川穂高がプロ野球に復帰するのは、きわめて難しいのは間違いないだろう。
西武ライオンズは、愚図愚図判断を渋っているが、たとえ不起訴でも球団に残留させるのは難しいだろう。

本当に馬鹿だと言う以外に言葉はない。


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