ほっともっとフィールドでは劇的な試合がしばしば行われる。
両日ともに2.1万人台だが、前日よりも客足が良かったように思う。
両軍先発は、いずれも３～4番手の左腕。
田嶋は昨年ほど調子が良くない。
早川は3年目、今季は安定感が増したが勝ち星に恵まれていない。
3回まで両投手ともに無失点。
しかし田嶋は4回表、一死からフランコに安打を打たれる。二死後島内。屈指のクラッチヒッター、こういう時に最も嫌な打者だろう。
中越えの本塁打。これが通算百号。
その裏、オリックスは中川、森が連続二塁打。中川が帰りまず1点。
頓宮のポテンヒットで一三塁。ここで若月がスクイズ。成功して2点目が入る。
あっという間に同点。
オリックスは6回で田嶋を降ろし、継投策で本田を挙げる。
しかしこれが裏目、1死から8番山﨑剛が安打、9番小郷を歩かせ、辰己の右前打で勝ち越しの1点が入る。
二死後、今日3番に入った伊藤裕季也、DeNA時代は妙に人気だけはあったがパッとせず。昨年移籍するも活躍できず。今季ようやく頭角を現す。左越えに2点二塁打、決定的なリードと思えたが。
早川は7回118球で降板。石井監督はここで鈴木翔天を上げる。3点差があるとはいえ、彼はERA4点台。この数字の救援投手は勝ち試合では普通使わない。
左腕と言うことだったと思うが、左打者の宗に伊藤裕への内野安打を打たれ、続く中川が左翼に2ラン。
鈴木はここで降板、酒居が出てしりぬぐいをする。酒居はまだ今季失点無し。普通は酒居を頭からだろう。この起用はちょっと信じられない。
そして最終回、WBC帰還組では珍しく好調を維持し、ERA0.00の松井裕樹が上がる。
今日スタメンの広岡を三振に切って取り、茶野の代打大城、三ゴロを伊藤裕が失策。
そして紅林。今季はさっぱりだったが、左翼に見事に振り切った。打った瞬間にわかる当たり。
逆転サヨナラ本塁打。
松井裕樹は悄然と引き上げ、本塁付近で歓喜の飛沫が上がる。
今年のオリックスは、吉田正尚が移籍し、杉本裕太郎も戦線離脱しているが、実にしぶとくなった。苦しい中でも何とかする選手がいる。
石井監督は、判断力が錆びついているのではないか？
帰り道、楽天ファンと電車に乗り合わせたが、等しく無言ではあった。
5回には今日も花火が上がった。
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田嶋は昨年ほど調子が良くない。
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3回まで両投手ともに無失点。
しかし田嶋は4回表、一死からフランコに安打を打たれる。二死後島内。屈指のクラッチヒッター、こういう時に最も嫌な打者だろう。
中越えの本塁打。これが通算百号。
その裏、オリックスは中川、森が連続二塁打。中川が帰りまず1点。
頓宮のポテンヒットで一三塁。ここで若月がスクイズ。成功して2点目が入る。
あっという間に同点。
オリックスは6回で田嶋を降ろし、継投策で本田を挙げる。
しかしこれが裏目、1死から8番山﨑剛が安打、9番小郷を歩かせ、辰己の右前打で勝ち越しの1点が入る。
二死後、今日3番に入った伊藤裕季也、DeNA時代は妙に人気だけはあったがパッとせず。昨年移籍するも活躍できず。今季ようやく頭角を現す。左越えに2点二塁打、決定的なリードと思えたが。
早川は7回118球で降板。石井監督はここで鈴木翔天を上げる。3点差があるとはいえ、彼はERA4点台。この数字の救援投手は勝ち試合では普通使わない。
左腕と言うことだったと思うが、左打者の宗に伊藤裕への内野安打を打たれ、続く中川が左翼に2ラン。
鈴木はここで降板、酒居が出てしりぬぐいをする。酒居はまだ今季失点無し。普通は酒居を頭からだろう。この起用はちょっと信じられない。
そして最終回、WBC帰還組では珍しく好調を維持し、ERA0.00の松井裕樹が上がる。
今日スタメンの広岡を三振に切って取り、茶野の代打大城、三ゴロを伊藤裕が失策。
そして紅林。今季はさっぱりだったが、左翼に見事に振り切った。打った瞬間にわかる当たり。
逆転サヨナラ本塁打。
松井裕樹は悄然と引き上げ、本塁付近で歓喜の飛沫が上がる。
今年のオリックスは、吉田正尚が移籍し、杉本裕太郎も戦線離脱しているが、実にしぶとくなった。苦しい中でも何とかする選手がいる。
石井監督は、判断力が錆びついているのではないか？
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