パ・リーグの指揮官は、たとえエース級でも少しでもコンディションが悪ければ、躊躇なくローテを飛ばす。
規定投球回数はほとんど気にしていないのではないか。

(リーグ防御率-その投手の防御率)×投球回数÷9で導き出されるPR(Pitching Run)の30傑。規定投球回数以上の投手も加える。

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防御率1位の西武、高橋光がPRも1位。これは納得性がある。

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2位には新鋭山下が入ってくる。しかし彼は規定投球回数は未達だ。

WBC出場組の佐々木朗希も、山本由伸もともに規定投球回数未達で、このランキングに入っている。山本由伸は昨年、PRでもERAでも圧倒的だったが、今年は馬郡に沈んでいる感じだ。

救援陣ではオスナがまだ無失点。故障離脱が痛い。

日ハムから今季、ロッテに移籍した西村天裕もまだ無失点だ。

最多セーブの益田直也もランキングに入っている。

最多勝の西野もPRではそれほどすごい数字ではない。結局「勝数」は、投手の実力とは言えない。

規定投球回数以上でも下位の投手はリーグ防御率よりERAが悪いので、PRはマイナスとなり、ランキング外になる。

もちろん、この中にもイニングイーターはいるのだが、こういう投手の評価は難しいのだ。



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