ポストシーズンの26人のロースターに入ると決まったわけではないが、昨日のシャンパンファイトなどを見ても雰囲気的にそうなのだろうと思う。
現時点でのオリオールズの投手陣

BAL-Pitch


優勝するだけあって先発、救援共に優秀だが、藤浪はセットアッパーのカノ、クローザーのバティスタの前を任されていたが、8月27日にバティスタがIL入り、救援陣の台所が苦しくなった。
藤浪が重要なところを任されるようになったのは、そういう事情もある。

オリオールズでの藤浪のERAは3.76、ア・リーグの平均が4.31だからそれを上回る好成績と言うことになる。いつの間にか抜群ではないにしても、そこそこ通用する中継ぎ投手になっていたのだ。
藤浪の魅力は、何といっても100マイル超の速球だ。これが決まれば、あっという間に打者を退ける、

ただ、少しつまずくとそこからモタモタするので、投手起用は「タイミング」「コツ」が必要になるのだ。

9月の藤浪の投手成績

Fujinami0918


9月に入ってまだ自責点0、ただ直近の17日の試合では、先頭を三振に切ったのはいいが、次打者に二塁打を打たれ、3人目は歩かせる。二塁走者が盗塁し一死一三塁、4人目の一ゴロで三塁走者が突入、セーフの判定が出たがビデオ判定で覆りアウト、ここでカノにスイッチして事なきを得た。

チームは藤浪がどんな風に崩れるか?をよく理解して、その手前で手当てをするようになっているのだ。

とにかく9月無失点と言う「事実」が素晴らしい。このままシーズン終了まで走って、大谷がなしえなかったポストシーズンのマウンドに立ってほしい。


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