「がっかり」と「ほっとする」感情が交差する。やっぱりそうだったんだ、PRP療法では無理だったんだ。
テレビに馬見塚先生が解説していた。
この先生は、武蔵小杉で2019年からクリニックを経営している。琉球大医学部出身の医師で、大学まで野球をしていた。また筑波大院でも学び、野球部の部長もしていた。川村卓准教授の盟友の一人だ。
佐々木朗希の肘も診ていたし、大谷翔平も診ているから、まさに語るに適任ではある。
スポニチによると、大谷が前回受けた手術は。
上腕骨と尺骨に作った穴の中に通す伝統的な“トンネル型”のトミー・ジョン手術ではなく、
上腕骨と尺骨に直角に穴を空けてねじを締めて固定するような“ドッキング型”のTJ手術でもない
と推測し、人工じん帯(インターナル・ブレース)とは説明されていないが、米国では人工じん帯にコラーゲンが配合されていて、「生存可能な組織」はそれを説明しているかもしれない。
と判断している。
さらに
近年、研究が進んでいる解剖学的な新しい術式で、上腕骨と尺骨に開ける穴の位置がより手首側になり、2回目以降の手術としては有効だ。穴は何度も開けることができない。これまでの説明によれば、18年に再建した右肘のじん帯は軽症。長きに渡って活躍するために、今回痛めた右肘のじん帯は残して、新しい腱(けん)を上から補強したとみていいだろう
としている。
2度目のトミー・ジョン手術の場合、同じ穴に体の他の部分から新しいじん帯を持ってきて、取り換えることになるが、回復の確率は下がる。またパフォーマンスのレベルが落ちる恐れもある。
今回の場合、多少損傷した2018年に復旧した靭帯はそのまま残して、他の場所に新たに人工じん帯を補強したのではないか、ということだ。
だとすれば「じん帯断裂」からの復活よりもリハビリが短い可能性はある。また予後が良いことも期待できるだろう。
また右投げ左打ちの大谷翔平は、打者としては来シーズン頭から復活可能ではないかと見られている。
馬見塚先生も指摘していたが、今春のWBCから投げていた「スイーパー」が肘に影響を与えたのではないかと見られている。
投手大谷翔平が活躍するには、新たな球種は必須だが、それが投手寿命を縮める可能性は大いにあるのだ。
前にも言ったが、投手大谷翔平は今年がピークで、以後は打が主で、投は従になる可能性が高いのではないか。
少なくともこれで大谷がもう1回試合に出る可能性は完全になくなった。本塁打王になれなくても。
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この先生は、武蔵小杉で2019年からクリニックを経営している。琉球大医学部出身の医師で、大学まで野球をしていた。また筑波大院でも学び、野球部の部長もしていた。川村卓准教授の盟友の一人だ。
佐々木朗希の肘も診ていたし、大谷翔平も診ているから、まさに語るに適任ではある。
スポニチによると、大谷が前回受けた手術は。
上腕骨と尺骨に作った穴の中に通す伝統的な“トンネル型”のトミー・ジョン手術ではなく、
上腕骨と尺骨に直角に穴を空けてねじを締めて固定するような“ドッキング型”のTJ手術でもない
と推測し、人工じん帯(インターナル・ブレース)とは説明されていないが、米国では人工じん帯にコラーゲンが配合されていて、「生存可能な組織」はそれを説明しているかもしれない。
と判断している。
さらに
近年、研究が進んでいる解剖学的な新しい術式で、上腕骨と尺骨に開ける穴の位置がより手首側になり、2回目以降の手術としては有効だ。穴は何度も開けることができない。これまでの説明によれば、18年に再建した右肘のじん帯は軽症。長きに渡って活躍するために、今回痛めた右肘のじん帯は残して、新しい腱(けん)を上から補強したとみていいだろう
としている。
2度目のトミー・ジョン手術の場合、同じ穴に体の他の部分から新しいじん帯を持ってきて、取り換えることになるが、回復の確率は下がる。またパフォーマンスのレベルが落ちる恐れもある。
今回の場合、多少損傷した2018年に復旧した靭帯はそのまま残して、他の場所に新たに人工じん帯を補強したのではないか、ということだ。
だとすれば「じん帯断裂」からの復活よりもリハビリが短い可能性はある。また予後が良いことも期待できるだろう。
また右投げ左打ちの大谷翔平は、打者としては来シーズン頭から復活可能ではないかと見られている。
馬見塚先生も指摘していたが、今春のWBCから投げていた「スイーパー」が肘に影響を与えたのではないかと見られている。
投手大谷翔平が活躍するには、新たな球種は必須だが、それが投手寿命を縮める可能性は大いにあるのだ。
前にも言ったが、投手大谷翔平は今年がピークで、以後は打が主で、投は従になる可能性が高いのではないか。
少なくともこれで大谷がもう1回試合に出る可能性は完全になくなった。本塁打王になれなくても。
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