大谷翔平は右ひじの手術をしたばかりで、静養している。「動かぬ大谷」はニュースを紡ぎ出さないから、メディアは大谷周辺の話題でご機嫌を伺うことになる。
報知
大谷翔平の日本人初本塁打王は確定的に 6本差の2位ロベルトがIL入りで今季終了
日刊スポーツ
大谷翔平、日本人初の本塁打王は決定的!6本差で2位のロベルトがIL入り 3位ガルシアは不発
フルカウント
大谷翔平の本塁打王が“当確”か 2位のロバートJr.がIL入りで今季終了、3位と7本差
サンケイ
大谷翔平の本塁打王近づく 6本差のロベルト、左膝負傷で今季終了

現時点でのア・リーグの本塁打王争い

AL-HR


大谷のシーズンが実質的に終了した段階で、大谷と2位のロベルトJr.の差は9本ほどあった。
ここからよく追い上げたと思うが、しゃかりきに頑張っているときに怪我、故障はつきものだ。打撃ではなく、走塁での負傷だから痛恨だが、IL入りによって、大谷追撃が不可能になった。

ガルシア、シーがーののレンジャーズはあと6試合、7本はきつい。アーロン・ジャッジは絶好調だが、ヤンキースは5試合。
爆発力を発揮すれば「全く不可能」とは言えないが、確かに「勝負あった」という印象はある。

ではあるが、メディアが揃いも揃って「わー、ロベルト怪我した、わーい」みたいになっているのは、みみっちい話だ。

怪我で戦線離脱してタイトルが転がり込んでくることを、恐らく大谷翔平は全く喜んでいない。
彼は、好不調に関わらず、最後まで野球がしたかったはずだ。

また「本塁打王」のタイトルは確かに偉大ではあるが、今季、大谷は仮にロベルトJrに本塁打数で抜かれたとしても、総合的な貢献度でMVPは動かないはずだ。

メディアが軽薄なのは仕方がないが、1社くらいは「ロベルト残念」とか「ジャッジは難しいか」みたいなライバルを主語にする「冷静でゆとりある報道」はないものかと思ってしまう。


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!



NOWAR




1972年外木場義郎、全登板成績【3度目の無安打試合達成】