去年のオリックスの御堂筋パレードは、現場に見に行った。人ごみの中でパレードを見上げたが、子どもを身体の前で抱いたお父さんが群集の中を割り込んで前に行くなど、ちょっと危なっかしい気がした。

しかしオリックスと言う「おとなしいチーム」の連覇であり、至って穏やかな優勝パレードだった。時間的にも1時間ちょっとではなかったか。

今年は何といっても「関西の脂身」みたいな阪神タイガースがオリックスと同時に優勝パレードするのだ。えらい騒ぎになるかと思ったが、表向きは穏やかに終わったようだ。

しかし神戸三宮も、大阪御堂筋も、人出は昨年とは段違いだったようだ。とにかく、沿道はすさまじい人出だ。多くの人は選手の顔をちらっと見るのが関の山だっただろう。

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関西の民放では朝日放送がシャカリキで、午前中からカメラを出して、神戸の阪神のパレード、大阪のオリックスのパレードを中継していた。
一応二元中継なのだが、話題は「阪神8割オリックス2割」という感じである。日本シリーズは大接戦になったが、阪神が勝っていて良かったと思う。これでオリックスが勝っていたら「日本一のオリックスを差し置いて阪神かい!」というクレームがくるところだった。
しかし逆の結果になったから、「阪神が日本一になったんやから扱いが多くても当たり前やん」的な理屈が成り立ったわけだ。

まあ、しかし各局のOBもアナウンサーも阪神のことをしゃべるしゃべる。下柳剛、桧山進次郎、能見篤史、関本賢太郎、濱中治、現場に出張った糸井嘉男、
能見や糸井、濱中はオリックスにも阪神にも在籍していたが、彼らも含めて「元阪神」ばっかり。オリックスOBの、例えば後藤光尊とか坂口智隆とかは、こういうところには出ない。
遥か昔の阪急OBの福本豊も山田久志も呼ばれなかった。
関西メディアでは、ちょっとでも阪神にかすった野球人が、おまんまにありつくことができるのだ。

ほとんど阪神、思い出したようにオリックス、のパレードの中継が続いていたが、終盤になって、どこやらの局は阪神の話題を長くやりすぎて、神戸のオリックスにカメラが向くと、パレードは終わってしまっていた。阪神ファンなら「おんどりゃ!」となるところだが、オリックスは「まあしゃあないなあ」で終わったのだった。


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