【記者の目】楽天のパワハラ騒動 星野仙一氏存命ならあり得なかった事態
野球担当部長・飯塚荒太の記事。スポーツ新聞のデスクは「この程度だ」というのを如実に物語っている。
星野仙一は明治大学野球部で監督島岡吉郎の薫陶を受けた。島岡は野球の技術には精通せず、精神論、根性論に終始した。また失敗を責める監督であり、鉄拳制裁で選手を縛り上げた。要するに「昭和パワハラ野球の権化」のような存在だ。

島岡野球で育った星野は、選手としても監督も「パワハラ体質」で、特に指導者となってからは暴力も厭わない監督だった。

要するに安樂智大と同質の「パワハラ野球人」なのだ。

もし星野が今も楽天の監督なら、確かに安樂がパワハラをする事はなかったかもしれないが、それは星野が、安樂をはじめ選手、チームを圧力で制圧してしまうからだ。
言わば
「安樂ごときがパワハラとは10年早いわ!パワハラをやるのは俺だけだ」
と星野が大見えを切るような体制だ。

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そういうかたちで「問題が起きない」のは、独裁で治安が保たれている北朝鮮みたいなもので、正しい形でも何でもない。



プロ野球は会社ではない。個々が「個人事業主」として、自分の判断で努力をして、成長していく。そんな選手たちの集団であるべきだ。年齢にかかわりなく選手同士がリスペクトして、互いに切磋琢磨していく。そういうチームが望ましい。

星野のような旧弊な独裁者は、今の野球には必要がない。「ああしろ」「こうしろ」と上から押さえつけられて動くような選手は、二流、三流だ。

飯塚荒太野球担当部長は、プロ野球チーム、球団に密着していただろうが、本質を何も見ていなかったということになるだろう。


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