ジェフ・パッサンが、大谷翔平の移籍先は、ドジャース、カブス、ブルージェイズ、エンゼルスに絞られ、ジャイアンツもまだ残っている可能性があると言った。
大谷がそういったわけではないが、有力と見られたヤンキース、メッツ、レッドソックス、レンジャーズなどが他の選手に食指を伸ばし始めたと言うことのようだ。

財力的に優位と思われるニューヨークの2球団、そしてレッドソックスが大谷をあきらめたと言うことから見えてくるのは「大谷は東海岸には行きたくないらしい」ということだ。
大谷はニューヨークでもたくさん試合をしているが「一度も街に出たことがない」と言っているように、大都会の喧騒は好きではないようだ。
現役の間は「練習、試合」に集中できる環境がいいのだろう。

23045249_s


それよりも気心が知れた西海岸、ロサンゼルスあたりがいいのだろう。本拠を移す必要もないわけだし。
ドジャースが依然有力だと言われるのは、今回の大谷のトミー・ジョン手術を行ったのがニール・エルアトラッシュという医師だったことも大きい。前回も同じ医師だったが、エルアトラッシュはカーラン・ジョーブ整形外科クリニックの所属、つまりフランク・ジョーブ医師の正系だが、同時にドジャースのチームドクターなのだ。



来年、投手大谷翔平はトミー・ジョン手術のリハビリ期間となる。打者大谷一本でいくのだが、この時期、執刀医の近くでリハビリに専念できるのは、大きな意味があるのではないか。

カブスは同期同学年の鈴木誠也がいるが、それがメリットなのかどうかはわからない。またブルージェイズは大戦力で知られたが、唯一のカナダのチームであり、そのメリットも見えない。

2022年にはじまった「ユニバーサルDH」によって、アメリカン・リーグとナショナル・リーグには大きな差異はなくなった。それが大谷翔平の選択肢を広げたと言うことだろう。

エンゼルス残留も有力な選択肢ではあろうが、大谷の悲願は「ポストシーズン進出」であるはずだ。

それを考えるとドジャースと言う報が、12月10日くらいまでに届く可能性が高いのではないか。


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!



2021年山本由伸、全登板成績【投手五冠にリーグ優勝に金メダル】

NOWAR