今季の楽天の選手起用データを眺めると、外野を除いて規定試合数に達した野手が一人もいないのだ。
チーム打撃成績の推移

RE-H01


低いとはいえチーム打率は2位、盗塁数、四球数、犠打数は1位だった。

選手の打撃成績の推移

RE-H02


MLB通算130本塁打のマイケル・フランコを獲得。しかし12本塁打32打点と不発。

浅村が近藤健介、ポランコと共に本塁打王を分け合う。浅村は二塁を73試合、指名打者で69試合。これは主軸を休ませるためにわからないでもない起用だ。

IMG_9492




しかし小深田は二塁68試合、三塁38試合、左翼19試合、村林は遊撃73試合、三塁3試合、鈴木大地は一塁56試合、三塁6試合、新加入の阿部は一塁42試合、三塁8試合、左翼12試合、伊藤裕季也は一塁30試合、三塁27試合。

打順も浅村は4番で119試合起用されたが、他の打者の打順は常に変わっていた。

中嶋聡監督のオリックスも猫の目打線ではあったが、そこには「説明できる根拠」があった。楽天の場合、果たしてそういう部分があったのかどうか。

投手出身の石井一久監督だけに、疑問を抱かざるを得ない。来季は、野手出身の今江監督になる。少しは落ち着いた打線になるだろうか?


私のサイトにお越しいただき、ありがとうございます。ぜひコメントもお寄せください!

好評発売中!



2021年山本由伸、全登板成績【投手五冠にリーグ優勝に金メダル】

NOWAR