ソフトバンクに移籍が決まった山川穂高が謝罪会見をした。
予想通りの内容ではあった。
「この度、ソフトバンクホークスさんにお世話になることになりました。まず、ここまで決断に時間がかかってしまい、本当に申し訳なく思っております」
で切り出して
「一連の私の不祥事によって、ライオンズファン、ライオンズ球団、プロ野球ファン、すべての関係者に多大なるご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。本当に申し訳ございません」
と謝罪。さらに
「私は来年、プロ11年目になりますが、ホークスのユニホームを着ることになります。ですが、マイナスからのスタートになると思っております。1日1日をこれまで以上に自覚を持ち、責任ある行動を取りたいと思います。新人の気持ちで全力で頑張りたいと思っております」
として
「厳しい声が上がるのは当然のことだと思っています。野球で結果を出して許してもらおうとは思っていない。行動に自覚、責任を持つこと。今はそれに徹していくと思っている」


少し前なら「野球で恩返しをする」みたいなことを言ったものだが、適切なアドバイスがあって、山川はこういう馬鹿なことは言わなかった。教科書通り、過不足ないコメントだったと思う。

それでもホークスファン、ライオンズファンともに「ええやん」とはならないだろう。3年12億円と言う年俸も、反感を買いそうだ。

私はこの手の不祥事のダメージからの立ち直りは、

①選手が起こした不祥事の大きさ×②選手が受けた処罰×③選手の格(実績)×④謝罪の仕方

で決まると思う。山川の場合、不祥事は非常にダメージが大きかった。しかし不起訴になりチームから謹慎処分を食らった。選手としてもMVP受賞者であり超大物だったが、謝罪は過不足ないものではあった。

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例えば中田翔は不祥事(暴力)はそれほど大きくなかったが、謹慎処分となった。選手の格は山川とほぼ同格だが、謝罪は日本ハムはしたが、本人はしていない。そして巨人に移籍したが、それ以降、メディアに対して口をきかない選手になった。不祥事の後を引きずったまま中日に移籍したわけだ。

坂本勇人は不祥事そのものを隠ぺいしてしまったので、処罰もなく、謝罪も当然なく、釈然としない印象のままここまで来ている。

それに比べれば、山川は一通りのステップを踏んだ。今後も「借りてきた猫」みたいな日々が続くだろうが、人々の山川への感情がどのように変わっていくか注目したい。


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