東スポ
【ソフトバンク】和田毅が断言「育成選手はプロではない」 チームは四軍制拡大も…若手の姿に危機感
「阪神に移籍した大竹が育成で入ってきた時に彼にも言ったんですが、僕は『育成選手はプロ野球選手ではない』と思っている。(支配下選手と同じ)ユニホームを着てプレーするのはぜいたくだなと。そういう認識はあるのかなと疑問に思うことがある。僕はユニホームを変えてもいいんじゃないかなって思うぐらい」
和田は早稲田大学から2002年自由獲得枠で入団している。エリートでファームの苦労はそれほど経験していない。
しかし彼は昔の雁の巣や今の筑後のファーム施設などで、ファームの選手と接することがしばしばあったはずだ。
独立リーグなどでもみられるが「野球選手になったこと」に一安心して、緩い気持ちで練習や試合をする選手が一定数いるのだ。サインの練習をしたり、仲間とつるんだり、WBCでの侍ジャパンの選手たちの交流を思わせるような「楽しい時間」を過ごして、それをSNSであげたりしている。
しかもNPBのファームの場合、和田毅のようなスター選手が調整でやってくることもある。有名選手と同じユニフォームを着ていることで、すっかりうれしくなって馴れ馴れしく口を聞いたりすることもあるだろう。
そういう連中に限って、練習に身が入ってなかったり、一通りの練習の後は、ふらふらしていたりする。
一方の和田毅などのトップクラスの選手は、チームの練習だけでなく、自分たちでトレーニングをしたり、食べるものに気を使ったり、努力をしている。
そういうトップ選手からしてみれば「楽しそう」なファーム、育成選手は疎ましい存在なのだろう。だから有望な育成選手に『育成選手はプロ野球選手ではない』ときつい言葉を言うのだ。「あいつらに染まるなよ」と言う気持ちもあろう。
私は先日、ジャパンウィンターリーグで平野恵一さんの話を聞いた。
平野さんは、指導者たちが選手の「どこを見ているか」をつぶさに話した。単なる練習でも「目的」をもって気を抜かずに、取り組んでいるか?常にアピールしているか?
まさに、意識の低い選手はこうした部分がダメなのだ。
一軍の試合に出場しなくても、元プロ野球選手として世渡りをしている野球人もいる。その中には実力は無くてもNPBでしっかり学んだ人も当然いるが、Youtuberなどの中には、レベルの低い話をしてあぶく銭を稼いでいるのもいる。育成選手はすぐにはクビにならない。怠けようとおもえば怠けることができるのだ。
NPB球団には様々な計測機器が備わっている。育成でもそうしたデータでポテンシャルをアピールすることもできる。オリックス宇田川などは「フォークの変化量」がNPBトップクラスだったことで、見いだされ侍ジャパンにも入った。
そうしたチャンスがころがっているのに、それを掴むことをせず、毎日楽しそうにしている育成選手に対して、和田毅は「同じプロ野球選手を名乗るなよ」と言っているのだ。
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しかもNPBのファームの場合、和田毅のようなスター選手が調整でやってくることもある。有名選手と同じユニフォームを着ていることで、すっかりうれしくなって馴れ馴れしく口を聞いたりすることもあるだろう。
そういう連中に限って、練習に身が入ってなかったり、一通りの練習の後は、ふらふらしていたりする。
一方の和田毅などのトップクラスの選手は、チームの練習だけでなく、自分たちでトレーニングをしたり、食べるものに気を使ったり、努力をしている。
そういうトップ選手からしてみれば「楽しそう」なファーム、育成選手は疎ましい存在なのだろう。だから有望な育成選手に『育成選手はプロ野球選手ではない』ときつい言葉を言うのだ。「あいつらに染まるなよ」と言う気持ちもあろう。
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まさに、意識の低い選手はこうした部分がダメなのだ。
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