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いやさ、野球殿堂の投票は「人気投票」ではないはずで、数字、実績で選考するのが大前提のはずでしょう。
毎年恒例ではあるけれど、投票結果。

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谷繁元信と黒田博樹が同数で選出された。
これは文句なしではある。

Tanishige


谷繁は史上最多の3021試合に出場し、2108安打している。古田敦也などライバルがいたのでベストナインは1回だが、これだけ長くマスクをかぶった選手が殿堂入りしないことは考えられない。
最後のプレイングマネージャーでもある。

Kuroda


黒田博樹は広島のエースからドジャース、ヤンキースで先発投手として活躍したうえで、広島に復帰してからも投げて、日米通算で203勝。

NPBでは速球派だったが、MLBに移籍してからはシンカーというか2シームで素晴らしい制球力だった。私はこの投手の記録をつけるのが大好きだった。彼の「投球意図」がよく分かったのだ。

しかし、不世出のクローザー、岩瀬仁紀が1年目で殿堂入りしなかったのはおかしいと思う。

それ以上に小笠原道大がこんなに数字が低いのが信じられない。リーグをまたいで2年連続でMVPであるし、本塁打王、打点王各1回、首位打者、最多安打各2回、ベストナイン7回、この選手がこのまま消えていくのなら、記者クラブは本当に節穴だ。

なのにたった1199安打の川相昌弘が、次の殿堂入りしそうなのも全く納得できない。打撃タイトルでも何でもない通算犠打数が「世界一」というだけだ。
この世界一もいい加減なもので、2003年8月3日にエディ・コリンズの通算犠打数を抜いたとされるが、当時のMLBは犠打と犠飛を一緒くたにしていた。それくらい軽いリザルトだったわけだ。

川相を殿堂入りさせるのなら、2000本安打を打った選手は全員、入れるべきだろう。


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