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スタットキャストの数値から、いろいろなことが見えてくる。
2018年以降、100BBE(フェアグラウンドに飛んだ打球数)以上の打球の初速(Exit Velocity)のMaxと平均の経緯を見ていく。
一昨日の一度載せたが、大谷翔平の推移をまず紹介する。

Ohtani




2021年以降、打球速度がMLBでもトップクラスになったことがわかる。大谷の場合、平均での数値もトップになっている。つまりパワーアップしただけでなく、安定して速いスイングができるようになったということだ。

同僚のマイク・トラウトはこの間、どうだったのか?

Trout


2021年はBBEが100未満だった。2018年時点では打球速度は大谷より上だったが、だんだんに下落していることがわかる。それでも経験値があって好成績を上げてきたが、打球速度は明らかに下落傾向にある。
ピークを過ぎたと言うことになるか。

すごいのがアーロン・ジャッジだ

Jadge


2020年はBBEが100以下だった。
ジャッジはMaxの数字も常にトップクラスだが、2020年以外の年は、ずっと平均打球速度でMLB1位の座をキープしてきた。2023年はシーズン中に戦線離脱したが、それでもデータ的には1位のスイングだった。
長打、本塁打を打つスイングを安定的に打つ技術においては、大谷翔平より上だったのだ。
日本では「大谷すごい」のオンパレードだが、ジャッジはもっとすごい。

では同僚のジャンカルロ・スタントンはどうなのか?

Stanton


怪我、故障がちで不振だと思われているが、出場さえできればトップクラスであることがわかる。

ただ打球速度が速いスイングができると言うことは、身体への負担も多い。頑健でなければどんなにすごいスイングをしてもシーズン通して活躍することができないのだ。

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