DAZN


DAZNベースボールのキャンペーンが始まっている。今年もつらいことになっている。
この広告のチーム数を見ればわかるが、11球団なのだ。DAZNとしては当然ながら「12球団完全パッケージ」の視聴プランを提供したいのだが、広島東洋カープが今年も配信をOKしていないのだ。

何度も引き合いに出しているが、JリーグはDAZNとJ1・J2・J3全試合を放映する包括契約を結んでいる。2017年から10年間で約2100億円の契約を結び、2022年には2023年から2033年までの11年で2395億円という新たな契約を締結した。
この契約はJリーグとの一括契約だ。JリーグはDAZNとの契約金をJ1~J3までのクラブに分配するほか「キックオフ」というJリーグ提供の番組や、代表チームの強化などにも使っている。Jリーグの「力の根源」は、DAZNにあると言っても良い。コロナ禍でも、経営不振のクラブを救うことができた。

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しかしNPBは、機構にそういう機能が全くなく「小遣いさん」みたいな感じになっていて、各球団が個別に契約する。巨人は25億で5年の契約を結んだとされるが、他の球団は数億程度。全部合わせても数百億で、契約期間も短い。そして広島は地元ローカル局への義理立てをして、未だにDAZNと契約を結んでいないのだ。球団が自分たちの事情を最優先したために本当はJリーグ以上の価値があるにも関わらず、スケールメリットを生かすことができていないのだ。
DAZNとの契約は、その球団のためだけに使われ、どんどん競技人口が減っている野球振興にも、アマチュアのサポートにも使われない。

「自分たちさえよければよい」「他のライバルが苦しめば、いい気味だと笑う」料簡の狭い野球界の残念なところが噴出しているのだ。

パ・リーグはPLM(パ・リーグマーケティング)という会社を作って、DAZNとも包括的な契約を結ぼうとしているが、セ・リーグが「おらの球団のものは、竈の灰までおらのもんだ!」と言い募っているのだ。愚かとしか言いようがない。

DAZNも愛想が尽きる時が来るのではないか、と気が気ではないところだ。


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