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今日の未明、米連邦検事マーティン・エストラーダが記者会見を行って、今回の事件の全容を明らかにした。IRS(合衆国歳入庁)なども同席していたという。
水原一平は、大谷翔平の銀行口座の開設を手伝った。その際に口座へのアクセス方法を知った。

そして大谷の預金からブックメーカーに送金して賭博をしていた。送金に際して、水原は、銀行の電話による本人確認に対して大谷を声真似をしていたという。エストラーダ検事は、今回の捜査で銀行側から電話やメールの記録の提供を受けたという。

また、水原はスポーツ賭博で球に勝つことがあったが、それで得た金は大谷の口座に戻すのではなく、自分の口座に入れていたという。これは非常に悪質だ。

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当初、水原は「借金で首が回らなくなって、大谷にそれを白状し、彼の同意のもとで胴元に金を送金した」と言っていた。リアリティがあったが、水原が非常に狡猾で、今回の犯罪行為が、巧妙に仕組まれていたことがわかる。

大谷翔平が完全な被害者であることが、これで完全に明らかになった。大谷は4月2日、3日に事情聴取を受けたという。
ただ、大谷は一個の成人した人間として、さらには社会的立場、責任ある人間として、自分の預金管理を他人任せにしていた。ここまで大きな詐欺被害にあったのは「野球だけして、それ以外は人任せにしていた」と非難されることだろう。

水原は220億円勝って280億円負けた。損失は62億円。かけた回数は19000回。平均196万円、最大で2450万円だったという、

大谷翔平の年俸は、今年から10年1000億円余となったが、昨年は2821万ドル(約43億円)だ。掛け金のすべてが大谷の口座から出たとすると、大谷がこれまで稼いだ金の相当な部分が、水原のスポーツ賭博に使われたことを意味している。

水原一平は大谷からの窃盗以前に「銀行詐欺」で訴追されるという。最大で禁固30年になるという。

疑問が残るのは「水原が野球賭博に関与したのか」ということだ。本人は強く否定しているが、もはや水原は信用できない。
野球界の最大のタブーである「野球賭博」への関与がわかれば、そして水原だけでなく他の関係者の関与が明らかになれば、事態はさらに深刻になるのではないか。
もちろん大谷翔平に累が及ぶことはないだろうが…。


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