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NHK
プロ野球 戦力外や引退の選手 約90%が野球関係の仕事に
NPBのこの調査は、昨年限りで戦力外、引退になった選手の進路を調べているが、かなりおかしい。

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選手として他球団に移籍したり、育成選手になったり、ファームリーグや独立リーグ、社会人などの進む選手は「引退していない」とみなすべきだろう。彼らが他のチームに移籍するのは現役を続行したいからであって、セカンドキャリアという認識は全くないだろう。

実際にセカンドキャリアに進んだのはこれら93人の「現役続行選手」を除く60人ということになろう。

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このうち47人が、球団に残ったり、解説者などで野球関係の職に就いている。
この47人は、ほぼすべてが「正社員」ではない。球団の雇用は選手と同様「契約」であり、多くは単年契約だ。いずれは解雇される可能性が高い。退職金なども当然ない。
この道を選んだ人の多くは「いずれ野球以外の道」を模索することになる。

この中では野球関係以外に進んだ8人だけが「自分で歩いていく」選択をしたといえる。
おそらく大きな不安、ストレスがあると思うが20代のうちに「学びなおし」をすることで、自立して生きていくことが可能になるだろう。

少し前までのプロ野球選手は、野球以外のことはすべて「球団、マネージャー任せ」で、一人では新幹線や飛行機のチケットも買えず、ホテルも予約できなかった。彼らにとって「野球以外の道に身を投じること」は恐怖でしかなかった。だから野球界にしがみつこうとした。

しかしプロ野球はマネジメントのレベルがどんどん上がっていて「野球しか知らない」元選手をお情けで雇用するのが、だんだん難しくなっている。

結局、必要なのは、ほとんどの選手が「いずれ野球選手でなくなる。野球界にいることができなくなる」ということを認識することだろう。「上のいうことばかり」を聞くだけで世渡りはできないということだ。
球団はセカンドキャリア教育に力を入れるべきだろう。



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