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とはいっても1割台だから、そんなにすごい成績ではないにしても、小林誠司が元気だ。そして菅野智之も復活している。
小林誠司は広陵高 - 同志社大 - 日本生命から2013年ドラフト1位で巨人に入団。
菅野とは1年遅れだが、同じ平成元年生まれだ。

キャリアSTATS

S-kobayashi




入団当時は阿部慎之助が正捕手で、小林は控えの扱いだった。
しかし2015年、原辰徳監督は阿部の一塁コンバートと小林の正捕手起用を決める。

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この当時はそこまで打撃がよくないという印象はなかったのだが

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2019年、炭谷銀仁朗がやってきたころから打撃成績が急落する。

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同志社大のチームメイトに話を聞いたことがあるが、小林は本当にまじめで、几帳面で、練習にも手を抜かなかったという。そういう人物だから、プレッシャーも大きかったのだろう。

この時期、春季キャンプで「こばやしー今年は2割は打てよー」みたいな声も聴いたが、どんどん打率が下がっていった。
ただ、ブルペンでの小林のキャッチングを見たが、他の捕手とは別物で、すべての球をミットの真ん中で受けていた。

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これは田口の球を受けているとき。途中からブルペン捕手と代わったのだが、他の捕手とは音が違った。

2021年、神宮球場で。

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大城卓三の台頭もあり、小林は完全に終わった選手みたいになっていたが、監督が代わると起用されるようになった。
阿部慎之助は自分がポジションを譲った小林の良さを知っていたのだろう。

本塁打も打ったし、盗塁もした。そして何より菅野が復活した。

こうしてみると、小林の不振は「実力」もあるだろうが、上司の方針、好悪による「人事」が生み出したものだったようにも思う。



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