昭和の時代、私は大阪球場に日参していたが、その頃は、バックネット裏や内野の最前列で観るのが普通だった。
当時は観客が少なくて、応援団もまだマイノリティだったから、打球音や選手の声が直接聞こえる席に行く意味があったのだ。審判やいろんな選手の声を聴いたものだ。
しかし今は、私はネット裏は愚か、内野でもグラウンドに近いところへはいかない。
そういうところではバッテリーや内野の動きは観ることができるが、球場全体の動きは全くわからない。
打球が外野に上がるとあとは観客の声で状況を察することしかできない。
今は、内野席の最上段付近の席を取るようにしている。しかも本塁からできるだけ遠く、外野席に近い当たりが良い。外野は応援団が騒いでいるから、まっぴらごめんだが。
確かにそこではバッテリーがやっていることは小さくしか見えないが、私は600㎜のカメラを持ち込んでいて、1打席、1球写真を撮っている。それを見れば、投手、打者の動きは精細にわかる。
それよりも打者によって、内外野がどんなフォーメーションで守っているか、内野手が投手にどのタイミングで声をかけているか、などを観たい。
ちょっとしたピンチの時に、誰が投手に声をかけるかは誠に興味深い。ライオンズなど源田壮亮は、マウンドまではいかないが、小さく鋭い声をかけている。
オリックスでは宗裕真が三塁からよく励ましの声をかけに行っている。
残念な状況のチームでは、ピンチを迎えた投手に、内野手が声をかけるケースが少なくなる。こういうのも面白い。
外野はベンチの指示で守備位置を変えるのだが、例えば阪神の近本などは浅めに守っている。万波はレーザービームを投げてやる気、満々で、腕を振ったりしている。
そういうのを観るのも楽しいのだ。
チケットを買わずに取材申請して記者席で観ることもできるが、だいたい記者席と言うのはネット裏にあって、野手の動きがわかりにくいことが多い。
それにみんな一心不乱にスコアをつけていて、時々記事もネットで送ったりしている。せわしないことこの上ない。それにビールも飲めないし(それが最大の理由かもしれない)。で、写真も撮れないし。
時々チケットを取ってくれる人がいるが、だいたいバックネット裏とかの高い席で、そういうのを貰った時は、自分で内野の一番安い席のチケットを買ってそちらで見ることの方が多い。
「一緒に試合に行きましょう」というお誘いもあるが、お断りしている。
野球の試合を観て写真を撮り、スコアブックをつけて、ビールを飲むのは私一個の愉しみであって、それで完結している。誰かとお喋りしながら観戦するのは、その興を殺ぐだけで何のメリットもない。悪しからず。
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確かにそこではバッテリーがやっていることは小さくしか見えないが、私は600㎜のカメラを持ち込んでいて、1打席、1球写真を撮っている。それを見れば、投手、打者の動きは精細にわかる。
それよりも打者によって、内外野がどんなフォーメーションで守っているか、内野手が投手にどのタイミングで声をかけているか、などを観たい。
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残念な状況のチームでは、ピンチを迎えた投手に、内野手が声をかけるケースが少なくなる。こういうのも面白い。
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