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スポニチ
照ノ富士は実戦稽古再開できず 伊勢ケ浜親方「内臓とかも調子悪い」糖尿病で10キロ減…秋場所出場へ暗雲
おそらくは、大相撲力士は昔から現役ですでに糖尿病や通風にり患していたのだろう。しかし当時はそれを口うるさく言うことはなかった。
昭和の昔は、社会は喫煙や生活習慣病に寛容だったし、ダイエットや食生活改善もそれほど盛んではなかったからだ。

しかし今のアスリートは、トレーニングにしても体調管理にしても、自分たちの意志で、高いレベルでコントロールすることが求められる。生活習慣病など、アスリートとは無縁のはずだ。

中には阪神の岩田稔のように「1型糖尿病」を克服したアスリートもいるが、過大な栄養を摂取して適切な運動をしないことでなることが多い「2型糖尿病」のアスリートは、引退後ならともかく、ふつうは考えられない。

大相撲もかつては「技術」「力」「スピード」の競い合いだったが、今は実質的に「質量の大きさ比べ」になってしまっている。
どんな形であれ相手を押しつぶせるくらい体重を増やせば勝ち、みたいなスポーツとは程遠い「強化法」が主流になった。
そしてその頂点に立つ「横綱」が、糖尿病で体重が激減し、けいこができない状態になっているのだ。

こんなスポーツ、誰が憧れるだろうか?

そもそも「人生100年時代」の今、大部分は、50歳前後までしか生きることができない「大相撲力士」という職業を選択する若者などいないのではないかと思う。

先月、久々にアルメディアの大相撲デスクと話をしたが「大相撲の将来は絶望的」と言っていた。しかし「誰も不安になっていない」なのだそうだ。

これ、誰かが大きな問題提起をすべきではないかと思う。

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