今季、西武ライオンズの弱さは「歴史的」ではあるが、それでも「見るべき選手」はいる。源田壮亮と外崎修汰だ。
この2人だけが西武で規定打席に達している。
源田壮亮 121試441打116安2本15点9盗 率.263(10)
外崎修汰 105試369打81安5本33点9盗.220(23)
成績は必ずしも良くないが、この2人はケガなどで長期戦線離脱することなく、試合に出続けている。
西武はチーム打率.209と12球団で断トツの貧打だ。とにかく本塁打は中村剛也の7本が最多、打点は外崎の33点が最多。「9人全部下位打線」という感じで「相手投手に優しい」打線という印象だが、そのなかで源田と外崎は「違う」という印象だ。
源田も外崎もとにかく打席で粘る。ファウルを打ち、投手に球数を投げさせる。何とかしようという気迫を見せる。
源田は1,2番、外崎は3番を打つことが多いが、特に走者がいるときは走者を送ること、アウトカウントを増やさないことを一生懸命考えている。
西武の他の打者は初球から打ってみたり、簡単に空振りするなど集中力がない姿を見せることも多い。
成績が上がっていなくてもこの2人が打席に立つと、投手はかなりプレッシャーを感じているのがわかる。
二人は強い時期の西武を知っている。中村剛也、栗山巧という中軸打者が健在だったときは、二人はわき役的だったが、今や西武の不振の責任を一手に引き受けている印象がある。
率直に言って渡辺監督代行ももはやあきらめムードというイメージだ。
チームが不振な時には「本当に大事な選手」が誰なのかが浮き彫りになることがある。
来年、渡辺代行やコーチ陣はすべていなくなる可能性が高いが、源田と外崎は残り続けるはずだ。
チームの再生はこの2人を核にはじまるのだろう。
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成績は必ずしも良くないが、この2人はケガなどで長期戦線離脱することなく、試合に出続けている。
西武はチーム打率.209と12球団で断トツの貧打だ。とにかく本塁打は中村剛也の7本が最多、打点は外崎の33点が最多。「9人全部下位打線」という感じで「相手投手に優しい」打線という印象だが、そのなかで源田と外崎は「違う」という印象だ。
源田も外崎もとにかく打席で粘る。ファウルを打ち、投手に球数を投げさせる。何とかしようという気迫を見せる。
源田は1,2番、外崎は3番を打つことが多いが、特に走者がいるときは走者を送ること、アウトカウントを増やさないことを一生懸命考えている。
西武の他の打者は初球から打ってみたり、簡単に空振りするなど集中力がない姿を見せることも多い。
成績が上がっていなくてもこの2人が打席に立つと、投手はかなりプレッシャーを感じているのがわかる。
二人は強い時期の西武を知っている。中村剛也、栗山巧という中軸打者が健在だったときは、二人はわき役的だったが、今や西武の不振の責任を一手に引き受けている印象がある。
率直に言って渡辺監督代行ももはやあきらめムードというイメージだ。
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