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日刊スポーツ
盛岡誠桜の校長が日本学生野球憲章違反で無期謹慎に 日本学生野球協会が高校7件を処分
盛岡誠桜は昨年8月末に当時の3年生部員の飲酒行為や野球部指導者による部員、一般生徒への暴言などが判明した。野球部長を兼任する附田政登校長は審査室から調査や報告を求められていたものの対応がなく、今年4月10日から1カ月半の謹慎となっていたが、さらにその後の報告提出もなく、5月25日から9月6日までの謹慎となっていた。

この学校はすでに退職した前副部長が無期限謹慎処分、監督も「部内での暴力、暴言、虚偽報告」で26年9月6日までの2年間の謹慎処分となっている。

要するに指導者が変わらない限り、この学校の野球部は活動できないわけだ。

この高校はもともと戦前に「裁縫学校」として始まり、1948年に女子高となり、2013年に男女共学となり今の校名になった。

今の高校は「女子高から男女共学へ」の移行がすすんでいる。少子化の中「男女のマーケット」に進出するのは重要な生き残り政策だし、今の女子の中には「女子高」を忌避する人も多い。

同時に私学は、生徒集めのためにスポーツなどの分野で「目立つ成果」を挙げようとする。この学校も女子バレー、陸上などで全国に知られていたが、男女共学以降は「高校部活の頂点」と言っても良い高校野球に注力していた。

しかし促成栽培での「部活強化」は、暴力、パワハラを生みがちだ。また生徒のストレスも高くなるから喫煙、飲酒、いじめなども起こる。
盛岡誠桜は、こうした「無理目の高校野球強化に伴うトラブル」を短期間にフルメニューでやってしまった感がある。そして独裁的で、スポーツ界、教育界の動きに疎い附田政登校長が「退場処分」になったということだろう。

PL学園はじめ、昭和の昔からあった「高校野球、甲子園」をベースにした「有名高校化」へ向けたビジネスモデルは、通用しなくなりつつある。
今はもう、そういう時代ではないのだ。

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