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最近の藤浪晋太郎の「水を得た魚」ぶりを見ていると、彼は本当にMLBにに来たかったのだろうか?と思ってしまう。
2022年オフにFAでオークランド・アスレチックスに移籍、シーズン中にトレードでオリオールズへ、さらにオフにFAとなり、翌年はニューヨーク・メッツへ、しかしシーズン前にマイナー降格となった。

ただ、上沢がメジャー昇格で250万ドル、マイナーなら22.5万ドル。おそらくマイナーの待遇に甘んじているのに対し、藤浪は2023年325万ドル、2024年は335万ドルとNPB時代を大きく上回る年俸を得ている。金銭的には余裕があるはずだ。

2023年、これまでの戦績

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開幕直後からぼろぼろの成績で、5月14日メジャー昇格と同時にILいり。これは選手枠を減らさないための措置だったという。

7月26日にDFAとなり、今年中のMLB移籍はなくなったが、なおもAAAシラキュースに残留し、純粋のマイナーリーガーとしてプレーしているが、それ以降、11試合15.2回を投げて自責点2、18奪三振で4与四球、被安打わずか3という無双のマウンドになっている。

100マイルの速球を捕手のミットに投げ込むというシンプルな考えで、野球を楽しんでいるように見える。

これって阪神の先輩、井川慶に似ているように思う。井川は松坂大輔とともに2007年ポスティングでヤンキースに移籍したが、2年目に球団に完全に見切られて、マイナー暮らしになったがAAAスクラントン-ウィルクスバーレで2011年までプレーし、マイナーリーガとしてはそこそこ良い成績を残した。ヤンキース的には飼い殺しだったが、井川自身は意義を感じていたのだろう。

藤浪も井川も巨額のキャッシュを得ていたから、余裕もあったのだろう。

藤浪の場合、今オフにFAになるから井川のようにはいかないが、来季、マイナー生活を楽しみながらメジャー昇格を目指すのか、それともNPB復帰するのか。どちらの道を選んでも、彼を注目していきたい。

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