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今、全国各地の高校野球は、秋季大会のシーズンに入っている。
高校野球の秋季大会とは、都道府県高野連が主催して、県大会を運営し、その勝者によって9つの地方で地方大会が行われる。全国大会はないが、この秋季大会が実質的に翌春の選抜大会の「予選」になっている。

各高校では選手権大会で敗退した翌日から「新チーム」になって秋季大会に向けてチーム作りを始めるのだ。
そして9月になると各都道府県の秋季大会が始まり、10月中には地方大会の優勝校が決まる。翌年の選抜は原則として地方大会の出場校から選ばれる。

選抜大会は32チームだから、それ以外のすべての高校は、翌年7月の「夏の甲子園」をめざすことになる。
この間に12月から2月末までの「対外試合禁止期間」が設けられている。9月から翌年3月まで、多くの高校は「目標のない練習だけの期間」になるのだ。

これ、かなり効率の悪いスケジューリングだと思う。

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秋季大会こそトーナメントではなくリーグ戦にすべきではないか。そして温暖化になったのだから、9月から11月まで3カ月間、12回の週末を使って各チームがリーグ戦を戦うようにすれば、各チームの試合数が増えて、モチベーションも上がるし、選手としての経験値も上がる。
地域によっては12月に入っても試合をしても良いのではないか。

例えば1日2試合をするとして各チーム24試合。学校数が多い地域は強さ別で分けるなどして秋の終わりまで、ずっと試合をして、その最終結果(勝率、得失点)などで選抜出場校を決めればいいと思う。

もちろん試合数が増えるから球場だけでなく、学校のグラウンドでも試合をする。スコアは「1球速報」でつける。

選抜は、わずか数試合のトーナメントで選ぼうとするから無理な選考が起きるわけだ。秋という貴重な野球をする機会を、すべての高校がしっかり活用できるようにすべきではないのか。

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