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デイリー新潮
「水を飲ませようとすると“甘えさせるな!”」 順天堂大学・レジェンド監督によるパワハラの一部始終 「靭帯損傷し、箱根への挑戦が危うい選手も」

この指導者は、ただの馬鹿なスパルタ指導者ではない。
箱根駅伝では科学的な指導で4連覇を含む9回の総合優勝という実績を持ち、日本陸連強化本部長として、多くの選手、指導者を育成してきたレジェンドだ。

80歳だが日本陸連副会長、順天堂大学スポーツ健康科学部学部長を勤めている。

本来であれば旧来の指導法を否定して、科学的な指導を推進する立場であるのに、

たくさんの仲間や先輩、若い先生方が殴る、蹴るの暴行を受ける姿をみている

“腹筋に力が入っていない”と言って腹部をグーでパンチしたり、革靴で蹴りを入れたこともある。“でくの坊が”“使えない”など、言葉の圧もしょっちゅう

マネージャーが部員に水を飲ませようとしましたが、澤木総監督は“甘えさせるな!”と激高。両手でバッテンを示すジェスチャーをして制止していた


おそらく、この指導者にとっては、これは矛盾した指導ではないのだろう。
合理的で科学的なトレーニングは、選手の健全な成長、進化のためではなく、ひたすら「勝つため」だったのだろう。
選手の健康やモチベーションの問題ではなく、ひたすら「自分が勝つため」。「勝利至上主義」のためにサイエンスを利用したということだ。

一応教育者だから、外面としては「プレイヤーファースト」「選手のため」「選手に全力を出させてやるため」というだろうが、本音では「どんなことをしても勝たないと意味がない」というところだろうか?

その上、年齢を重ねるとともに、短気になり、周囲への気配りも亡くなってくる。「先進的な指導者」という仮面がはがれて、独裁者、勝利至上主義者の本性が表れたということか。

要するに自分が勝ちさえすれば、あとはどうでもよいのだ。壮年以降に学んだ「進歩的な指導法」は爺になるとともに、はがれていき、大昔の「オラオラ指導」が顔を出す。

淡々と生きだんだんと利己主義者  椙元紋太

高齢者は指導に向かないと決めつける必要はないだろうが、こういう年寄りは早めに引退する方が良いのだろう。
辞任を表明したそうだが、晩節を汚したといえよう。

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