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夏の甲子園の予選である都道府県選手権大会の勝利数ランキングを作成した。2024年時点。まずは高知県から。
1915年に始まった選手権大会の勝利数と勝率、優勝、準優勝。春夏の甲子園の成績もつける。

高知


高知では1920年に四国西部予選に出場した高知商が最古参で、勝利数も最多。高知商は県下一の名門だが、県立ではなく高知市立だ。これも珍しい。

小松俊宏、江本孟紀、中西清起から藤川球児と高知を代表する野球人を輩出している。

高知市野球場
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ここから私学が3つ。高知は、高知県内では「ええとこの子」が通う名門校。私は2回取材したが、当時の教頭は「甲子園だけを目指しているのではない」と言った。

高知の教頭の言葉は、明らかに明徳義塾を意識している。県外からも選手を集め、典型的な私学のビジネスでのし上がってきた。馬淵監督にも話を聞いたが「ほっておいても選手が集まってくる」と言った。須崎の陸の孤島みたいなところに学校がある。

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続いて土佐、なんといってもサイクルヒットの玉川寿を思い出す。

この4校で春の68回出場のうちの64回、夏の67回のうち63回を占める。高知追手前は1946,47年に出たのが最後。

中村、安芸、伊野商、大方は「旋風」を巻き起こしたが単発で終わった。室戸を取材したこともあるが、今は連合チーム、チームを維持するのに必死という状況だ。

これまで41校が出場したが、今も単独で出場しているのは21校だけ。連合チームが8校、12校が廃校または不参加になっている。

ぎりぎりでトーナメントのツリーを維持しているという印象だ。




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